郊外

【高松】「夢菓房たから」の和スイーツはバリエーション豊富!マストバイはフルーツ大福

香川の老舗和菓子店「夢菓房たから

高松市春日町にある「夢菓房たから」は、ことでん木太東口駅から車で約4分、県道10号(さぬき東街道)沿いにある、高松市民には言わずと知れた和菓子店。広々とした駐車場は裏側からもアクセス可能です。

創業は昭和11年の老舗。高松市東山崎町にあった「たからまんぢう」時代から始まり、平成18年に移転した現在の春日店に至るまで地域の人たちに愛され続けてきました。

店内に並ぶお菓子は生菓子や干菓子、冷凍品など非常にバリエーションが豊富です。あんこはすべて素材の豆から仕入れ、丁寧に炊き上げた完全自家製品。お菓子に合わせて、使用する豆や砂糖の種類や配合を変えています。素材の持つ味わいを最大限に引き出せるよう、上品な甘さに仕上げているのが特徴。

物販スペースの右側には、庭の緑を眺めながらくつろげるイートインスペースも。2階には有料で借りられる多目的スペースを完備。サークル活動やギャラリーなどに利用できますよ。

誰でも自由に利用できる無料のお茶のサービスもうれしいポイント。ガラス張りの作業スペースでは、カキ氷などができ上がる様子も見えます。

奥に鎮座している薪(まき)ストーブは毎年冬になると大活躍。冷えた体を温めてくれます。炎の揺らぎを見つめていると、不思議と気持ちが安らぎますよ。

階段下には子どもが楽しめるキッズスペースがスタンバイ。子連れファミリーに優しい気遣いが伝わります。

季節のフルーツを包んだ大福は定番人気品

大福は、どれを選ぼうか迷うほどバリエーションが豊富です。毎日約10種類がショーケースに並び、季節によってミカン(小原紅みかん、せとか)、サクランボ、スモモ、アップルマンゴー、スイカ、イチジク、柿、梨、ラ・フランス、キウイなど、年間に50種類以上も登場するそう。訪れるたびに新たな発見があるかも。

11月ごろからは“冬イチゴ”のいちご大福が現れます。たからの代名詞ともいえる「いちご大福」で、毎年楽しみにしているファンも多い一番人気の商品。

『秋のフルーツミックス大福』490円

フルーツミックス大福は、四季ごとに変わる内容とたっぷりなボリュームが魅力の一品。『秋のフルーツミックス大福』は梨、パイナップル、キウイ、ブルーベリーの4種類に濃厚なクリームチーズを合わせ、贅沢な大福餅に仕上げています。やわらかい羽二重餅を頰ばると、なめらかな白あんの中にみずみずしいフルーツの数々、コクのあるクリームチーズが良いバランスで合わさります。それぞれの食感も楽しんで。

『杵つき栗大福』330円

自家製粒あんと大粒の渋皮栗を丸ごと1粒、コシのある杵(きね)つき餅で包んだ『杵つき栗大福』は味わい深い一品。香川県のオリジナルブランド米“おいでまい”の焙煎(ばいせん)粉を手粉にして包んでいるので香ばしさも◎。もっちりコシのある杵つき餅は、かむたびにうま味が広がります。粒あんは豆の食感と風味も豊かで、栗の存在感が抜群!

手土産にもピッタリなオススメ品はコレ

『五名の玉栗』410円

『五名(ごみょう)の玉栗』は一見「栗羊羹(ようかん)」のように見えますが、栗きんとんの要素が強いリッチテイストが魅力です。東かがわ市五名地区にある農家から毎年新鮮な栗を仕入れ、蒸したてホクホクの“蒸し栗”のうま味をそのままギュッと閉じ込めた本葛粉ベースの栗きんとん羹(かん)に、特大の渋川栗を丸ごと1粒イン。風味がとても豊かで、栗好きにはたまりません!

『讃岐の無花果パイ』390円

日本種の蓬莱柿(ほうらいし)と呼ばれる品種にこだわって栽培されている、香川県まんのう町羽間(はざま)産の“はざまいちじく”は、折り紙付きの味わい。そのイチジクを一つずつ丁寧に皮をむき、甘酸っぱく爽やかなコンポートに仕上げ、丸ごと1個分の量をバター香るパイで包んでじっくりと焼き上げた『讃岐の無花果(いちじく)パイ』も見逃せません。しっとりとしたイチジクコンポートからほんのり鼻に抜けるシナモンの風味も上品。

『旅するお菓子 オルネ あずき/ぽてっと』各170円

『旅するお菓子 オルネ』は、高松駅の商業施設「高松オルネ」にちなんで、新しい高松土産として誕生したお菓子。「夢菓房たから 高松オルネ店」だけでなく、本店でも購入できるのです。香川の素材「さぬきの夢小麦」「和三盆」「醤油(しょうゆ)」「希少糖」「オリーブオイル」を使用した、しっとり香ばしいカステラ生地の小判焼き。
大粒丹波大納言の特製つぶ餡(あん)が入った“あずき”と、オーブンでじっくりと焼き上げる工程から行う鳴門金時に、バター、卵黄、生クリームを合わせた“ぽてっと”の2タイプがあります。日にちがたってもパサつかず、ソフトな食感が続くよう工夫されているのだそう。手頃でありながらもワンランク上の味わいが手土産にぴったり。6個入り(1,160円) や10個入り(1,890円)の箱タイプもスタンバイ。

屋外エリアには四季折々の草花や、石臼、つくばい、石燈籠(とうろう)など風情を感じられる要素もたっぷり。石のテーブルや縁台は憩いのスペースとして活用されています。もちろん買ったものを食べるのもOK。風韻を添える置き石は庵治町の山奥まで探しに行ったそう。

敷地内の西側にある自家農園「たからファーム」では、ブラックビート、ピオーネ、シャインマスカットなどのブドウが栽培されています。収穫したものはぶどう大福に使われたり、量り売りのブドウ狩り体験も行われたりしています。

「夢菓房たから」は、旬のおいしい素材を惜しみなく使用し、いつ訪れても楽しめる魅力的な品がたくさんあります。フルーツ大福は特に必食!手土産に使いやすい品や、プレミアムな逸品などバリエーションが非常に豊富なので、店内をくまなくチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

夢菓房たから

所在地
香川県高松市春日町214
電話番号
087-844-8801
営業時間
8:30〜17:30
※大福など生菓子の予約は午前10時以降の引き取りとなります
※土・日曜や祝日など、予約が多い日には当日予約ができない場合があります
※慶弔菓子は3日前までに要予約

【高松】「*星あかり*」が移転オープン!ネコ型のかわいいお菓子やアクセサリーも♪

お菓子とハンドメイド雑貨の「*星あかり*」

韓国発の進化系マカロン“トゥンカロン”などのスイーツを販売していた国分寺町の「*星あかり*」が、2024年9月9日に檀紙町の国道11号沿いに移転オープン。ネコをモチーフにした焼き菓子やケーキのほか、以前と同じく店主のお手製アクセサリーや厳選した雑貨なども販売しているテイクアウト専門店です。

白を基調とした明るい空間の壁際にはアクセサリーなどの雑貨が並び、手前のテーブルにはバリエーション豊富な焼き菓子がずらり。

高松市内のパティスリーで経験を積んだ店主は、体に優しい素材や香川県のオリジナル小麦「さぬきの夢」、愛媛県産無農薬小麦粉、北海道産のてんさい糖などを積極的に使い、ビジュアルも味も上品で繊細なお菓子を作ります。

店主はお菓子だけでなく、雑貨もこしらえる器用な手先の持ち主。いつもの装いに華を添えてくれるアクセサリー各種(2650円〜)は、ミントグリーン色の特注什器に並んでいるのでチェックしてみて。

厳選素材の奥深い味わいが魅力

『マスカットにゃると』500円

ショーケースに並ぶ生ケーキの中で、小さいながらもキュートなオーラを放っているのが『にゃると』シリーズ。猫の顔を模したオリジナルの型で焼いたタルトに、旬のフルーツをトッピング。取材日は『ももにゃると』(600円)、『ピオーネにゃると』(500円)、『みかんにゃると』(550円)が登場していました。フルーツは季節によって異なりますが、約4種類から選べます。

さぬきの夢を使い、サクッとしっとり食感に仕上げたシュクレ生地と、アーモンドの風味が鼻に抜けるクレームダマンドの土台自体が完成度の高い一品。旬のフルーツがちょこんとのったビジュアルもかわいいですね。

『ねこのバスクチーズケーキ』3,000円

バスクチーズケーキもネコの顔がモチーフになっている型で焼いています。5〜6カットぐらいに分けられるサイズ感のホールケーキ。厳選したクリームチーズと生クリームを使用し、エアリー感もありつつホロッとする絶妙ななめらかテクスチャー。甘さ控えめでチーズのかすかな塩気がアクセント。

『ふわにゃんケーキ』600円

『ふわにゃんケーキ』は、旬のフルーツを使ったショートケーキ。キメの細かいスポンジはてんさい糖でコクとキレのある甘さに。クリームはバタークリーム系のしっかりした風味とテクスチャーで、さっぱりと爽やかなフルーツとバランスが取られています。オリジナルのネコ型ケーキピックが刺さっている点にもご注目あれ。

かわいい焼き菓子も要チェック!

『ねこブレッド』150円

いろんなネコのデザインがあり、ついついたくさん買いたくなる焼き菓子たち。『ねこブレッド』は、いわゆるショートブレッド。卵を使わずサクッカリッとした食感と天然塩によるほんのりとした塩気が特徴。

『ネコランタン』400円

『ネコランタン』は、カリッとしたアーモンドとキャラメルたっぷりのフロランタンです。さぬきの夢を使用したシュクレ生地の甘さとキャラメルの香ばしさが重なり、クセになる焼き菓子。風味豊かなアーモンドやシュクレ生地のホロホロとした繊細な食感も高い水準でまとまっています。

『にゃんパウンドシリーズ』各300円

ネコの形をしたパウンドケーキは、洋酒漬けのオレンジピールやミックスドライフルーツ、チョコレートなどのバリエーションも楽しんで。どれもネコのキュートさに惹(ひ)かれて思わず買いたくなるデザインというだけでなく、味の面でも期待できる焼き菓子がそろっています。

『にゃんこギフトBOX Lサイズ』3,270円

手土産などギフトにぴったりな焼き菓子の詰め合わせ『にゃんこギフトBOX』は、5個入りSサイズ(1,470円)、9個入りMサイズ(2,170円)、13個入りLサイズ(3,270円)の3つがスタンバイ。かわいいビジュアルに喜ばれること間違いなし!

店名の「*星あかり*」は、来てくれるお客さんの心に、“星のあかり”のようなほんのり明るい光を灯(とも)せたらいいなという思いで名付けたそう。店名入りのオリジナルボックスは『にゃると』シリーズがそれぞれ2個、4個入るサイズなので、手土産に選ぶのもあり。今後も新しいお菓子や雑貨が登場予定なのでお楽しみに!

■詳細情報

■DATA

*星あかり*

所在地
香川県高松市檀紙町1628-5
営業時間
11:00〜16:00
※問い合わせはインスタグラムDMで

【高松】「ラシカルドーナツ」がハローズ円座店に移転!ふわもちの生ドーナツにチーズケーキも

・生ドーナツとおやつのお店「Lathical donut(ラシカルドーナツ)」

高松市の南新町商店街で幅広い世代から好評の生ドーナツ専門店「Lathical donut(ラシカルドーナツ)」が、国道32号沿いの「ハローズ円座店」の敷地内に、生ドーナツとおやつのお店として2024年8月8日に移転オープンしました。

“ドーナツを通じて世界をまあるくしたい”という思いから、エシカル消費をテーマにフェアトレード制度を導入したエクアドルや南米諸国のカカオ、香川県内で生産されている食材を使用することで、社会や地域への貢献につながることを目指しているそう。

“今までないくらいのジューシー×もっちり”な生ドーナツを作りたいと研究を重ね、さらにパワーアップした同店。
生地の加水率が通常60%ほどのところ、100%にまで上げることで理想の食感を実現し、乳化剤や安定剤を使用しないことで、加水率100%、無添加100%という意味を持つ「One  Hundred donut(ワンハンドレッドドーナツ)」を開発しました。

郊外に場所を移し、より地域の人々が安心して気軽食べてもらえる商品をと、日々ラインアップを変えながらドーナツの製造を行っています。

・都度変わるユニークなラインアップ

生ドーナツには、香川県産のオリーブ卵、さぬきの夢小麦、キビ糖、「坂出の昔塩」を使用。濃厚なコクと自然なうま味が特徴のオリーブ卵は生地のふんわりとした食感を、うどんにも使用されている、さぬきの夢小麦でもちもち感をプラスしています。優しい奄美のキビ糖と、坂出市で作られる自然塩でまろやかで深い味わいをプラスしたこだわりの生地は、どんなフレーバーにもマッチングします。

商品は都度入れ替わるため、訪れるたびに新しいメニューに出合えるのも同店の魅力の一つ。生クリームたっぷりなのにさっぱり食べられる『純生MILK(ミルク)』や、『ピスタチオ』、『瀬戸内レモン』など約10種がラインアップを変えながら店頭に並びます。
お気に入りを見つけたら、なくなる前にゲットしておくのが吉。

『大人の生ショコラ』399円

生地の中にこれでもかとたっぷり詰められたチョコクリームは、カカオ60%と甘さが抑えられているのでぺろりと食べられます。クリームが漏れ出さないよう、気をつけながらかぶりついて♪

『チョコレートナッツ』410円

フェアトレードカカオを使用したリッチなチョコレートの風味に加えて、アーモンドやクルミなどの香ばしいナッツの食感がアクセント。中のカスタードクリームとの相性も抜群ですよ。

『とろ生プリン』429円

カラメルソースの入ったスポイトが添えられたカスタードクリームたっぷりのドーナツ。まずはスポイトをゆっくり抜いて、そのままの味を楽しみましょう。

カラメルソースは上からそのままかけても良し、ドーナツを割って内側にかけても良し、もちろん中に注入しても◎。とろりとしたカスタードクリームと合わさって、飲むプリンのような味わいです。好みの食べ方を見つけてみて。

季節限定品が都度登場予定なので、詳しくは公式Instagramで確認を。
➡︎公式Instagramはこちら

・ドーナツだけじゃない?自家製“おやつ”にもご注目

『究極のバスクチーズケーキ』1990円

専門店から“生ドーナツとおやつのお店”として生まれ変わった同店。ドーナツ以外のスイーツにも注目を。新商品の『究極のバスクチーズケーキ』は一度賞味あれ。

専門店としてのこれまでのノウハウを生かしたユニークで豊富な生ドーナツに新商品が加わり、場所を新たにパワーアップした「Lathical donut(ラシカルドーナツ)」。自分用のおやつはもちろん、ギフトとしても重宝されそうです。

食べるだけで社会や地域に貢献できるのもなんだかうれしいところ。心もドーナツのようにまあるく、ふんわりやわらかくなれそうです♪

■詳細情報

■DATA

Lathical donut(ラシカルドーナツ)

所在地
香川県高松市円座町845-3(ハローズ円座店敷地内)
電話番号
087-880-3125
営業時間
11:00〜売り切れ次第終了

【高松】「四国キャンピングカーフェア2024秋」開催!西日本最大級規模の展示で、自由を体感!

西日本最大級のスケールを誇る「四国キャンピングカーフェア2024秋」が、今年も3日間にわたって開催されます。10月12日(土)〜14日(月・祝)の3連休は、家族で岡モータースへ!出展は30ブランド以上、90台以上の実車が並ぶとあって、圧巻の光景が広がります。

ひと言でキャンピングカーといっても、手軽なコンパクトモデルから家族みんなが快適に過ごせる大型モデルまで実にさまざま。軽自動車をベースに機動性と経済性に優れた「軽キャンパー」、キャンピングカーの王道スタイルである「キャブコン」「バンコン」、豪華で上質、そして歴史のある「輸入車モーターホーム」などの新車・中古車がずらり。中にはリビングスペースやベッド、キッチン、シャワー、トイレ、ソーラーパネルなどがそろっているものもあり、まさに“移動する家”として大活躍。アウトドアレジャーを楽しむだけでなく、最近は防災の観点からも注目されています。非常時の避難所として、プライベートな空間やライフラインの確保が可能。家族を守るための“備え”、第2のリビングとして一家に一台検討してみては?

3日間とも来場者にはプレゼントがあるほか(数量限定・なくなり次第終了)、イベント限定の成約特典も。期間中だけの展示車両も多数あるので、来て見て乗って、確かめて。

※展示車両は予告なく変更する可能性があります

【高松】「masshiro(まっしろ)」雑貨が並ぶオシャレなカフェで日常に彩りを

・「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」

高松市一宮町の住宅街に佇む「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」。

香川有数のパワースポットとして、県内外から多くの人が訪れる田村神社から、県道175号を北へ進み、交差点を越えると白い箱のような、キューブ型のお店が見えてきます。道沿いにのぼりと小さな看板が出ていれば、営業中のサイン。駐車位置はブロックが置いてあるところを目印に。

店名の通り、真っ白な外観は、青空の下で光を反射して輝いているようにも見えます。真っ白なキャンバスに絵を描くように、日々の暮らしにたくさんの彩りを添えたいとの思いを込め、インテリアなどを手がけるデザイン事務所・MiWILL MODEが2021年の6月にオープンさせました。

壁やいすも白で統一された明るい店内では、カフェスペースで食事を楽しむことはもちろん、デザイナーでもあるオーナーがプロデュースやセレクトした雑貨が並んでいます。ここでしか扱っていない商品も多く、スタッフと相談しながら贈り物を選ぶお客さんも珍しくないそうです。

大きな窓からはたっぷり太陽の光が差し込み、どの席に座っても窓の外に広がるのどかな田園風景を眺めることができます。洗練された空間ながらも、どことなくのんびりとリラックスできる雰囲気で、お茶がてらおしゃべりにも花が咲きそう♪

・こだわりの詰まったアクセサリーや雑貨を要チェック!

雑貨屋をやってみたかったというオーナーの昔からの夢が、お店を始めたきっかけの一つ。作り手の思いが込められたハンドメイド作品を中心に、アクセサリーや布小物など、日常に彩りを添えてくれるすてきなアイテムが並んでいます。

カーテンの生地で作られた丈夫でおしゃれなポーチは、作家とのコラボによるオリジナル商品。丁寧な手仕事を感じられる上、幅広い年代の人に使いやすいデザインなので、贈り物としても喜ばれそうです。

・お腹も心も満たされる2種類のランチ

『本日のごはんプレート』1,300円

旬の食材をふんだんに使った『本日のごはんプレート』は、日替わりのおかずが盛りだくさんなボリューム満点のランチです。新鮮な野菜や、彩り豊かなおかずが少しずつ食べられるのはうれしいポイントですね。

この日のメニューは、エビフライ、ズッキーニと豚肉のフライ、ピーマンの肉詰め、ナスの煮浸し、こんにゃくとごぼうの煮物、アスパラとパプリカのピクルス、ポテトサラダと食べ応えもありつつ、バランスがとれたラインアップ。

手羽元がホロホロになるまで煮込まれたスープは、コラーゲンたっぷり♪軟骨までキレイに食べられます。辛過ぎないスパイシーなカレー風味が人気の一皿です。

お店で一から手作りすることを大切にしている同店。献立はスタッフ間で相談しながら作り上げているそう。美しい彩りや盛り付けからも、食べる人を思う気持ちが伝わります。

『本日のWキッシュプレート』1,500円

好きなキッシュを2つを選ぶことができる『本日のWキッシュプレート』。この日はエビとアスパラのキッシュとチキンとトマトのバジルソースキッシュをセレクト。あらかじめ焼かれたキッシュを、オーダーが入ってから2度焼きしているのでアツアツの状態で提供されます。

クリーミーで優しい風味のエビとアスパラ、濃厚なチキンとトマトのバジルソース、異なる味が一度に楽しめる欲張りなランチ。キッシュはすべて具材にエノキが加えられていて、ヘルシーで満足感もバッチリ。サラダにかけられたドレッシングまで自家製というこだわりようで、イタリアンとナッツの2種類から選べます。
「本日のキッシュ」は3種類ですが、時間によっては売り切れることも。季節に合わせて食材が変わっていくので、シーズンごとに新しい味と出会えますよ。

食事メニューは売り切れを除き、営業時間中はいつでもオーダー可能で、テイクアウトもOK。ドリンクやスイーツと一緒に注文すると100円引きになるのでお得です。
小学生以下限定のキッズプレートもあり、子ども連れにもポイント高し。

・カフェタイムでまったり&昼飲みもOK!

『コーヒーフロート』600円

はじめはアイスとコーヒーを交互に味わいながら、その後ゆっくりと混ざり合いカフェオレへと変化する定番の『コーヒーフロート』は、飲み終わるまで飽きることがありません。同店ではかき氷やスイーツも充実しているので、カフェタイムもゆっくり楽しめます。

『ティートフィズ フレスカ』650円

明るい時間からお酒はいかが?大人にうれしいアルコールメニューもそろっていて、バー使いにもおすすめの同店。果実の風味が濃縮されたドライフルーツティー「ティート」を使ったカクテル『ティートフィズ』は魅惑のカラーリングと、フルーツの甘酸っぱさにときめきます。フレスカはティート風のレモネードで、フレッシュな飲み口。アロエやドライクランベリーをスプーンで味わいながら飲み進めます。
ほかにストロベリーやピーチなどのフレーバーも用意。お酒が飲めない人にはノンアルコールの『ティートソーダ』もあるので、初めてのティートを味わってみては?

「ティート」(1袋50g・994円)は購入も可能です。カフェインレスなので、妊婦さんや子どもも飲めるそう。ティータイムや就寝前に、香りを楽しみながらフルーツの栄養を手軽に取り入れて、ちょっぴり贅沢気分に♪

・スイーツは予約をすれば特別仕様にも

『お誕生日ケーキプレート』1,350円~

1週間前までの予約でオーダーできる『お誕生日ケーキプレート』は、予算に合わせたデザートの盛り合わせに、メッセージを添えてサプライズを演出できます。
自家製イチゴシロップがトッピングされた『バニラアイス』(300円)。高松市塩江町・光春堂の『シフォンケーキ』(450円)。ココナッツシュガーを使用し、香ばしくさっぱりとした甘みの『チーズケーキ』(480円)は、単品でもオーダーOK。紅茶やコーヒーと一緒にどうぞ。

1人前1,300円から5〜10人に対応したオードブルのオーダーもできるので、大切な人とのお祝いにピッタリ。貸し切り予約やレンタルスペースのサービスもあります。LINEの友だち登録をすれば予約もスムーズなので、活用してみて。

日常に彩りを添えるすてきなライフスタイルを提案してくれる「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」。女の子の憧れがぎゅっと詰まったような、かわいいお店へ出かけてみませんか。

■詳細情報

■DATA

まちの小さな白いお店 masshiro

所在地
香川県高松市一宮町787-7
電話番号
なし ※LINE通話のみ
営業時間
水~金曜/11:00~15:00
日曜/11:00~17:00
※営業時間は季節によって変更あり。詳細はInstagramで確認を

【高松】屋島山上で「天空ミュージック2024」開催!そうそうたるアーティストがそろい踏み

2012年から行われてきた屋島山上ライブイベント「天空ミュージック」。2022年には高松市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」が完成し、より一層にぎわうように。そんな絶景スポットで、今年は瀬戸内海国立公園指定90周年を記念し、8月31日(土)~11月2日(土)の5日間にわたって、さらに豪華な顔ぶれで格別なステージが繰り広げられます。

「海から山上に吹く風」をイメージした2024年のキャスティング。初日の8月31日(土)は、2001年に「Voyage」でデビューを果たし、以降ロングセラー曲を続々と生み出しているシンガーソングライターのアン・サリーで幕開け。ギターに小池龍平を迎え、芳醇(ほうじゅん)な歌声で聴衆を魅了します。
※8月31日(土)の公演は、台風10号の影響により9月21日(土)に延期となりました。

9月7日(土)はボサノバユニット「リブランカ」(前フェリアード)によるパフォーマンス。「瀬戸内海の穏やかな海を音で表現できたら」と探求した、この2人だからこそ表現できる唯一無二の音色に耳を澄ませて。

9月14日(土)には国内外でライブを敢行、有名野外フェスにも数多く出演するシンガーソングライター、サイゲンジが登場。多方面で活躍しながら築き上げた卓越した技術とエネルギッシュなパフォーマンスに圧倒されること間違いなしです。

また、11月1日(金)・11月2日(土)には多数のアーティスト作品に携わり、高い評価を得てきた高松市出身のアーティスト、小倉博和による有料ライブも予定(各日40人限定、1人3000円)。

屋島山上から見える夕日をバックに幻想的な音楽を♪ドライブがてら訪れてみては。

※8月31日(土)・9月7日(土)・14日(土)の屋外ライブではいすの持参が可能
※イベント日は臨時バスを運行(ことでん屋島駅~屋島山上、片道100円)

詳しくは公式HPを。
➡︎公式HPはこちら

【高松】「ペンギン珈琲」はモーニングからランチ・スイーツまで満足度◎なカフェ

・居心地抜群カフェ「ペンギン珈琲」

高松西ICから車で約4分、ことでん琴平線円座駅・岡本駅からはどちらも車で約3分の高松市西山崎町の小さなカフェが「ペンギン珈琲」です。店名の由来は「老若男女に親しみやすく、覚えやすいカタカナの名前にしたかった」と話す店主の松原さん。2013年のオープンから今ではたくさんの利用客に愛される名前となりました。

どことなく北欧風の雰囲気が漂うシックでかわいらしい店内。スタッフでもある店主の奥さまがグラフィックデザイナーということもあり、テーブルやイスのインテリアから内装のデザイン・配色に至るまで、かわいらしい中にも落ち着いた居心地の良さを感じられる空間づくりがなされています。

増築したというダウンフロアのカフェスペース。高い位置に窓を置くことでやわらかい光を取り入れながら、外の喧騒(けんそう)を感じさせない非日常な空間を生み出しています。隠れ家空間に入り込んだような心地よさがありますね。

・ボリュームも◎オシャレなランチセット

『白くまカツライスランチ』1,430円

ランチセットの中でも人気の『白くまカツライス』は、メインのトンカツライスのほか、具だくさんスープとサラダ、ドリンク付き。器も北欧風で統一されていて、ボリュームもありながらかわいらしい見た目から食欲だけじゃなく気分も上がります。

“白くま”の名前はホワイトソースが由来しているそう。洋風のカツライスにはデミグラスソースが一般的ですが、同店のカツライスはさらにホワイトソースもたっぷりオン。ソースのダブルがけにより、味変しながらカツライスを食べ進めることができます。

『自家製パンのサンドイッチランチ』1,320円

同店オリジナルの手作りパンを使用した日替わりのサンドイッチは、選べる具材の種類が豊富でボリュームも◎。ポテトとオニオンのフライが一緒に盛られたサンドイッチのプレートはそれだけでも十分食べ応えありますが、具だくさんスープとサラダにドリンクまで付いて、目にもお腹にも大満足なランチセットです。

選べるサンドイッチの内容が豊富で迷う人続出なのも納得です。手作りのタルタルソースがクセになる『サーモンフライタルタルサンド』(825円)は、女性からの支持が多く同店の看板商品の一つ。ガッツリ食べたいという男性に人気なのは、ボリューム&食べ応え満点の『王様のカツサンド』(825円)です。そのほか『黒毛和牛のメンチカツサンド』や『かも肉のスパイシーサンド』『ハムと玉子のサンド』など魅力的なラインアップにノックアウトされそう。

・内容充実のモーニングとドリンク

『ブレンドコーヒー』550円

自家焙煎で挽(ひ)きたてのコーヒー豆をハンドドリップしてくれる『ブレンドコーヒー』。カップコーヒーとポットサービスで約2杯分のコーヒーが楽しめます。ひと口サイズのミニシフォンケーキまで付いてくる満足度の高さに人気店たる所以(ゆえん)が垣間見えますね。

『アイスコーヒー』550円

暑い季節にはゴクゴク飲める冷たいドリンクがおすすめです。アイスでの提供が可能なメニューは『カフェ・オ・レ』や『ブレンドアイスティー』(各605円)など充実のラインアップ。

『デラックスモーニング』990円〜

8:30(日曜・祝日は8:00)からのモーニングサービスは、同店人気の自家製パンが食べられることもあり、気分やお腹の減り具合に合わせてチョイスできます。『デラックスモーニング』は、食べ応えのあるプチ食パンとスライスパンにゆで玉子が付いたパンプレートとサラダ、具だくさんスープがセットになっていて、選んだドリンク料金に+440円で利用可能。トーストプレートにスープが付いた『スープモーニング』、サラダが付いた『サラダモーニング』は、どちらもドリンク料金に+330円です。お腹はそこまで空いてないけど…という人は『シンプルモーニング』はいかが。スライスパンが2切れというボリュームを抑えたパンプレートとドリンクのセットです。ドリンク料金に220円の追加でオーダーできますよ。

 ・スイートなメニューはこちら

『たっぷりクリームソーダ』660円

昭和レトロな雰囲気を持つクリームソーダには、たっぷりのアイスクリームとフルーツがオン。心躍るエメラルドグリーンのソーダで喉の渇きを癒やしませんか。そのほか炭酸ドリンクは『レモンスカッシュ』(660円)や『ウィルキンソンジンジャーエール』(660円)、果汁100%のオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどがそろいます。

『カフェ・ジェリ・オーレ(コーヒー)』825円

1杯でドリンクとスイーツの満足感が得られるという同店の人気シリーズ『カフェ・ジェリ・オーレ』。その名の通りカフェオレをベースに、グラスの下部にはクラッシュしたコーヒーゼリー、上にはたっぷりの生クリームに、追いコーヒーゼリー。さらにトッピングとして食感が楽しいナッツとコーンフレークがアクセントになった大満足のスイーツドリンクです。フレーバーは、コーヒーのほかチョコやキャラメル、マロンなどがあります。

『自家製チーズケーキ』660円

奥さんが手作りするチーズケーキのスイーツプレートには、キャラメルソースがかかったアイスクリームとホイップクリームが添えられたミニシフォンケーキ付き。ドリンクセットは選んだドリンク料金から50円引きとお得です。

おやつタイムはもちろん、ランチ後にデザートとしてオーダーする人もいるほど。濃厚だけどしっとりしたテクスチャで、爽やかな酸味も感じる自家製チーズケーキ。添えられたホイップクリームやアイスクリームとの相性も抜群です。ブランチや午後のひととき、お店自慢のスイーツプレートでほっこりとしたカフェタイムを。

人気のランチやスイーツはもちろん、選べるモーニングセットや多彩なドリンクまで、朝でも昼でも午後のおやつタイムでも、いつ訪れても満足度の高いメニューがそろう「ペンギン珈琲」。北欧を彷彿(ほうふつ)とさせるインテリアや食器に癒やされながら食事やスイーツを楽しんで♪

■詳細情報

■DATA

ペンギン珈琲

所在地
香川県高松市西山崎町400-4
電話番号
087-814-4524
営業時間
モーニング/8:30〜10:00(日曜、祝日は8:00〜)
ランチ/11:00〜15:00

【高松】「KAGU☆cafe(カグカフェ)」のフルーツパフェはボリューミー!野菜豊富なランチも◎

KAGU☆cafe(カグカフェ)はショールームも兼ねたカフェ

高松市高松町の県道155号沿いにある「KAGU☆cafe(カグカフェ)」は、JR屋島駅から徒歩約3分、ことでん古高松駅からは徒歩7分ほど。複数テナントが入居する2階建てビルの1階にあります。共有駐車場が空いていればどこでも駐車OKですが、空いていない場合は道を挟んで北側駐車場の34〜38番へ。

高松市牟礼町で家具製造卸業を行う「KATOMI(カトミ)」が手がける、家具のショールームを兼ねたカフェとして2017年11月にオープン。店内のテーブルやイス、ソファ、キャビネットなどは「KATOMI」で製造販売されているものばかり。

ショールームというと、一瞬だけ触れて確認することが多いですが、こちらだとカフェ利用しながら、実際に食事する時のテーブルの高さやイスの座り心地などを確認できるので、自分にしっくりくるものを購入できるという側面もあります。

ダークブラウンカラーの家具は、国内蒸溜所で使われていたウイスキー樽から作られたものだそう。ウイスキー熟成の経年変化で深みを増した樽が、役目を終えても美しく重厚感のある家具に生まれ変わるなんてすてきですね。自宅のサイズに合わせたオーダーメイドもOK。気になる席が空いていたら座って試してみて。

カラフルな新鮮野菜がたっぷり!注目のランチ

『オムライス』1,300円

ランチメニューの大半は、小鉢、スープ、サラダ、プチデザートが付く満足度の高い組み合わせです。フードメニューにプラス料金でドリンクを注文すると、単品と同じサイズのドリンクに加え、プチソフトクリームも付いてくるのでお得!
減農薬野菜を栽培している、高松市川部町の農園「コスモファーム」の野菜がどのメニューにも使われています。限られたお店にしか卸していないという高品質な旬の野菜は色も鮮やか。素材そのものの味わいがしっかり感じられます。野菜好きな人にはうれしいですね♪

薄焼き卵で包まれた『オムライス』は、中のチキンライスが上品で食べやすい味付け。フルーティーでしっかりとした風味のトマトソースがアクセント。白ナスや白ゴーヤ、紫ジャガイモ、ロマネスコなど、時季や仕入れによって珍しい野菜も付け合わせとして使われるので、訪れるたびに新たな発見があるかも。

『チキンサンド』1,300円

タルティーヌやフレンチトーストなど、パンを使用するメニューは、大阪の人気ベーカリー『PAINDUCE(パンデュース)』から仕入れる食パン生地やバゲット生地を店内で焼き上げて使います。国産小麦ならではの風味豊かな香ばしさが魅力。

食パンで蒸し鶏と野菜をたっぷり挟んだ『チキンサンド』は、食べ応えあるチキンやゆで卵でとってもボリューミー!ミルフィーユ状にたくさん折り畳まれたレタスのシャキシャキ食感や、千切りキャロットラペの爽やかな酸味、ケチャップの甘さとマスタードのアクセントでペロッと食べられるサンドイッチです。付け合わせのサラダは、野菜自体の味を引き立てるよう、風味のいいオリーブオイルと塩のみで提供されます。ドレッシングを使わなくても、素材それぞれの味でおいしくいただけますよ♪

プチデザートのシフォンケーキはふわふわエアリーで食後にぴったり。たまに種類が変わることもあるかも?

『野菜たっぷりピザ』1,600円

ピザは『PAINDUCE(パンデュース)』のピザ生地に、「コスモファーム」の野菜がたっぷりのっていて満足度の高い一品。クラスト部分がカリッとしつつ、もっちりふっくら感のある歯切れのいい生地。トマトソースなどはあえて使用せず、オリーブオイルと塩であっさりと上品に仕上げているのがポイント。こちらも野菜のうま味やパン生地自体のおいしさを存分に味わえますよ。

旬のフルーツたっぷりなパフェや自家製ケーキも♪

『シャインマスカットパフェ ソフトクリームVer.』1,400円

同店の注目スイーツといえば、季節限定パフェの数々。春はイチゴ、初夏は桃、秋は栗など、旬の素材を使ったボリューミーなパフェはスイーツ好きにうってつけ!『シャインマスカットパフェ』は香川県の農家から仕入れるシャインマスカットをたっぷり使用した、写真映えもするパフェです。

パフェはジェラート2段盛りが基本になっていて、それに100円プラスするとソフトクリームが巻かれ、よりゴージャスなビジュアルに大変身!下段はプルプルのパンナコッタ、中段は細かくカットされたスポンジ生地、中には巨峰のジェラートとバニラアイスも。ソフトクリームもすっきりとした味わいで、大満足な一品です。

『本日の手作りケーキ』500円〜、『KAGU☆cafeオリジナルブレンド珈琲』500円

自家製のケーキは毎日5種類以上がスタンバイ。取材日は『シフォンケーキ』『ロールケーキ』『ガトーショコラ』『ベイクドチーズケーキ』『レアチーズケーキ』『桃のゼリー』『パンナコッタ』という豊富なバリエーションから選べました。『ベイクドチーズケーキ』はなめらかで甘く、最後に仕上げられたカットフルーツや純生クリームのホイップで軽やかにいただけます。ケーキもテイクアウトできるので、手土産や自宅用にもいかが。
ハーフサイズのケーキ4種類とソフトクリームなどがワンプレートになった『デザート盛り合わせ』(1,300円)もおすすめ!いろいろな種類をちょっとずつ試せるのが楽しい一品です。

コーヒーは、高松市木太町のコーヒー専門店『SHIKOKU COFFEE(シコクコーヒー)』から届く、「KAGU☆cafe」オリジナルブレンド豆を使用。『KAGU☆cafeオリジナルブレンド珈琲』(500円)は、サイフォン式で濃いめに淹(い)れるのがこだわり。軽いのが好きな人は『アメリカン珈琲』(500円)を選んでみて。

『ミックスジュース』650円

甘さとフルーティー感を求めて飲みたくなる『ミックスジュース』は、ミカン、桃、バナナ、パイナップルでスッキリと飲みやすく、コクもあるグッドバランスな一杯。ドリンクメニューは25種類以上がスタンバイ。ムレスナティーを使用した紅茶(600円)は、約2杯分飲めるポットサービスなのでまったりカフェタイムを過ごしたい時にぴったり。

今回紹介した品も含め、新作や季節限定品など店内のメニューに記載していない場合があるので、インスタグラムをチェックしたり、スタッフに聞いたりしてみて。まだ知られていない隠れた逸品に出合えるかも♪
テイクアウト可能な品もありますが、ケーキもオーダーが入ってから仕上げ作業を行うので、カフェ利用も含めて時間に余裕を持って訪れるのが吉。オシャレな家具に囲まれて優雅に過ごせる『KAGU☆cafe(カグカフェ)』で、作りたてのランチやスイーツを楽しんで!

■詳細情報

■DATA

KAGU☆cafe(カグカフェ)

所在地
香川県高松市高松町2513-10
電話番号
087-899-6811
営業時間
11:00〜17:00

【高松】「Cafe旬菜(しゅんさい)」はランチやベーグル、スイーツどれも魅力的な味わい♪

Cafe旬菜(カフェしゅんさい)

「Cafe旬菜(カフェしゅんさい)」は、マルナカ円座店に程近い高松市円座町にあるカフェ。県道12号(三木国分寺線)と282号が重なる交差点の西側にあります。ことでん琴平線の円座駅からは車で約4分。

交通量の多い県道沿いでありながらも、一歩店内へ入るとアットホームで落ち着いた空間。一枚板のカウンターが存在感を放ちます。エントランス付近には、アクセサリーや雑貨などの物販スペースもあるのでチェックしてみて。

曜日ごとに異なるランチ♪

『ベーグルランチ』1,300円

ランチは曜日ごとに異なる2パターンがスタンバイ。火・金曜は『ベーグルランチ』、水・土曜は『ご飯ランチ』が提供されます。店主や陶芸作家手作りの和食器にも注目あれ。
『ベーグルランチ』には、北海道産小麦と自家製酵母を使用した“旬菜ベーグル”のプレーン1個と、玄米粉を使用した玄米食パン1スライス、具だくさんスープ(火曜)またはバターチキンカレー(金曜)、サラダ、ドリンク、プチデザートが付きます。野菜たっぷりで色鮮やかなサラダは、食べ応えがありながらもヘルシー♪

金曜に提供されるバターチキンカレーは、野菜の甘みをしっかり感じられつつ、後から辛さが追いかけてくる本格派。全体的にはまろやかにまとめられているので満足度が高く、そのままはもちろん、パンを付けて食べてもgood。『ベーグルランチ』が提供される日は、ベーグルをプレス焼きした『ベーグルパニーニのランチ』(1,300円)もあります。

『エビドリア』1,300円

ランチプレートとは異なるフードメニューとして、火曜は『焼きカレー』、金曜は『エビドリア』もスタンバイ。日曜は2種類とも選べます。この2品にもサラダ、プチデザート、ドリンクが付いて、なんだかお得な気分。

『エビドリア』は、プリプリとしたエビの食感とベシャメルソースのコク、チーズの香ばしさがたまりません。古代米を混ぜ込んだご飯は水分量が多めでしっとりさと風味が◎。白米と古代米の炊き上がり食感に違和感を感じず、とても調和のとれた味わいです。

ランチやフードメニューはドリンクとプチデザート付き。三豊産のスーパーフード、モリンガを使用したモリンガティーは、すっきりとしてクセがなく、飲みやすいヘルシードリンク。プチデザートは自家製フルーツソースがかかったミルク寒天。食後にちょっと甘いものがあるとうれしいですね。

自家製ベーグルやスイーツも!

主にご飯ものは店主夫妻が担当、ベーグルや食パン、シフォンケーキなどは娘さんが焼いています。どのメニューもシンプルかつ奥深い味わいで、ハズレなし!

『旬菜ベーグル』各種300円

北海道産小麦と自家製酵母、フランス・ゲランドの塩を使用したベーグル各種は金曜のみ購入できます。ムギュふわっとした食感で、かんでいると小麦の風味が鼻に抜けます。『ベーコンチーズ』や『カフェオレ』『きなこあずき』『めんたいこ』など季節によってバリエーションは変わりますが、約6種類がスタンバイ。『シナモンシュガー』は風味と甘さが程よく生地の食感にマッチして◎。

『玄米食パン』1本380円

しっとりもっちりとした食感の『玄米食パン』も金曜のみ販売。トーストするとサクッとふっくら、バターの風味もより際立ちます。

『寒天アイスクリーム』550円

ミニパフェのようなビジュアルの『寒天アイスクリーム』は、プルプル食感のミルク寒天とアイスクリーム、自家製フルーツソースが三位一体となった一品。寒天のフレーバーが変わることもあるので、スタッフに聞いてみて。

季節のフルーツをコンポートした自家製フルーツソースが決め手。爽やかなフルーティー感が寒天をより引き立てます。

『シフォンケーキサンド』550円

『シフォンケーキサンド』は、日によって異なるシフォンケーキのフレーバーと、フルーツの組み合わせが楽しめるスイーツです。純生クリームのコクとエアリーなシフォンケーキ、爽やかなフルーツが合わさってペロッといただける味わい。

「Cafe旬菜(カフェしゅんさい)」はどのメニューを選んでも、上品かつ奥深い味わいできっと満足できるはず。ご飯ランチのメインはインスタグラムでチェックしてみて。

■詳細情報

■DATA

カフェ旬菜

所在地
香川県高松市円座町534-2
電話番号
087-886-5470
営業時間
9:00〜17:00

【高松】古民家ダイニング「KODONA(コドナ)」“まごわやさしい”を取り入れた腸活ランチ♪

・ほっと落ち着く古民家ダイニング「KODONA(コドナ)」

ことでん仏生山駅から車で約8分、仏生山公園からは車で約5分。高松市香川町浅野の住宅街に店を構える「KODONA(コドナ)」は、こだわりの素材で作る腸活ランチが人気の古民家ダイニングです。

コロナ禍を経て免疫力と腸活の大切さに気づいた店主が、栄養バランスが整った7つの食材“まごわやさしい(マメ類、ゴマ、ワカメなどの海藻類、野菜、魚、シイタケなどのキノコ類、イモ類の頭文字をまとめたもの)”を取り入れたダイニングを2023年にオープンしました。

店名の「KODONA」は“こども”と“おとな”を組み合わせた造語で、店主が好きな俳優の言葉だといいます。そこには「大人になっても夢を諦めない。やりたいことを仕事に生きていく」という思いが込められています。

店内は靴を脱いでリラックスできるスタイルで、趣のある和の空間とおしゃれなドライフラワーが相まって、洗練された雰囲気を醸し出しています。

人気の窓際の席では、手入れされた庭を眺めて心が癒やされるひとときを過ごせます。テーブルに飾られた観葉植物やドライフラワーにも和みますね。

・小鉢が充実♪人気のKODONAランチ

『KODONAランチ/チキン南蛮』1,650円

『KODONAランチ』はメイン、ご飯、みそ汁、日替わり小鉢8品の合計11種類がセットになった、食べ応え抜群の人気メニュー。メインはチキン南蛮、煮込み豆腐ハンバーグ、とり塩唐揚げ、豚肉ときのこの柚子胡椒炒め、油淋鶏(ユーリンチー)の5種類の中から好きなものをチョイスして。
チキン南蛮は甘めのタレがしっかり絡んで、ついついご飯が進む一皿。たっぷりかかったタルタルソースは、なんとマヨネーズから手作りなんだそう。

『KODONAランチ/煮込み豆腐ハンバーグ』1,650円

手間暇かけて丁寧に作るヘルシーなハンバーグはふわふわと優しい食感で、キノコ、豆、ミニトマトが入ったかつお出汁(だし)がしっかり効いたタレが体の隅々まで染み渡ります。アクセントのミニトマトの酸味でさっぱりといただけますよ。

『KODONAランチ/とり塩唐揚げ』1,650円

かめばかむほどうま味を感じる唐揚げは、米粉の衣で揚げた食べ応えのある一品。一口頬張るとジューシーな肉汁があふれ、やみつきになること間違いなし。一つひとつのサイズが大きいのでボリュームも満点です。

『KODONAランチ/豚肉ときのこの柚子胡椒炒め』1,650円

クレソンが大盛りのこちらは、ちょっぴりピリ辛の味付けで男性の支持が熱い一品。キノコの風味と食感をしっかり感じられるので、キノコ好きにもイチオシのメニューです。

『KODONAランチ/油淋鶏』1,650円

甘酢あんがたっぷり絡んだ油淋鶏(ユーリンチー)は、食べる手が止まらなくなること請け合いのご飯が進むおかず。たっぷりの白髪ネギとともにいただいて。

『ミニチキン南蛮、ミニとり塩唐揚げ、ミニ油淋鶏』ランチ料金+各300円

プラス300円でメインメニューのミニサイズが味わえるボリュームアップメニューは、『KODONAランチ』をもっと堪能したい人におすすめ。魅力的なメインメニューから一つに選び切れない人は迷わずオーダーを。

・子連れランチはお子さまセットで決まり♪

『お子さまセット』700円

小学生以下の子ども限定メニューの『お子さまセット』は、おにぎり3つ、唐揚げ、ジュース、ゼリーが付いたセットで、大人のランチと同様に唐揚げの衣は米粉を使用。パパやママと同じものをいただけるのもうれしいポイントですね。

・ビジュアル◎テイクアウト専用お弁当

『KODONA弁当』2,160円

季節によって内容が変わる彩り豊かなテイクアウト専用のお弁当も手がけています。注文する場合は2日前までに公式InstagramのDMからオーダーを。
➡︎公式Instagramはこちら
ピクニックや持ち寄りランチなどでの利用はSNS映え抜群ですよ。

・体に優しい米粉パンと焼き菓子

11:00~14:00は、米粉を使った無添加のパンが魅力の店舗を持たないベーカリー「ほしのたね」のパンや焼き菓子が店頭に並びます。日によって提供する種類は変わりますが、豆乳クリームパン、塩パン、黒ゴマパンなどバラエティー豊かなラインアップ。ランチをいただいた後に、こだわり素材の優しいパンや焼き菓子をお土産にいかが?

ゆったり落ち着く雰囲気の中で味わうランチが人気の「KODONA(コドナ)」。体が喜ぶ腸活ランチを求めて、老若男女問わず多くの人が訪れます。ランチのほか、17:00から利用できる居酒屋、お弁当のテイクアウトなどのサービスも充実。スタッフのおもてなしの心にも魅了される同店で、身も心も癒やされてみませんか。

■詳細情報

■DATA

KODONA(コドナ)

所在地
香川県高松市香川町浅野2323-4
営業時間
ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー/17:00〜22:30(L.O.22:00)

【高松】「カフェしるく」どこか懐かしいレトロ空間で楽しむ手作りの数々

・レトロな雰囲気満点の「Cafe silk(カフェしるく)」

JR鬼無駅から車で5分。弦打小学校から徒歩3分の静かな住宅街の中にある「Cafe silk(カフェしるく)」。お店の前のオブジェからも分かる通り、昭和の香りが漂うレトロな雰囲気が魅力のカフェ。2017年のオープン以来、ご近所さんや常連客から愛され続けています。

駐車場はよく目立つ看板を目印に。産業道路(県道176号)から1本西の通りですが、月〜土曜の7:30〜8:30は一方通行なので、入る方向にご用心。街中の喧騒(けんそう)から離れてゆったりとした時間を過ごすことができますよ。

「silk(シルク)」という店名の由来は、オーナーご夫妻の名前。2人の名前から一文字ずつ取って並べると「正絹(しょうけん=シルク100%の生地)」となることから、この名前にしたそう。夫婦愛にあふれるすてきなお店ですね。

店の前にはライトを掲げた人形がお店に誘導(?)。お店に入る前から、ワクワクとしますね。

・店内には自慢のコレクションがずらり

昭和のヒットソングが流れる店内には、オーナーご夫妻が共通の趣味で30年以上集めているというコレクションが、所狭しと並んでいます。今まで集めたコレクションは、何と数百点以上にも上る圧巻の数です。

主に大正~昭和時代に販売・使用されていたものを集めているそうで、祖父母のおうちに遊びに来たような懐かしさを感じることができます。

当時のお菓子に付いていた景品や食品メーカーの懸賞品、限定販売されたおもちゃなど、今ではなかなかお目にかかれない貴重な品もあるそうですよ。

同店はもともと納屋だった建物をリノベーションしているとあって、店内の柱などからも温かみを感じます。ちなみに、コレクションは棚や壁だけでなく、天井にも。見上げると、数々のレトロ看板が飾られています。所々さびているのがまた味わい深く、時代を物語っていますね。

壁に飾っているポスターなどは、季節によって入れ替えているとのこと。見たことのない驚きの品にも一期一会で出合えるかもしれません。

テーブルやイスはあえてそろえず、ほとんどがアンティークのものばかり。ひときわ目を引くスーツケースのテーブルは、実際に船旅などで使われていたものなのだそう。

それぞれのテーブルの上にも、コレクションの人形やおもちゃが。一つとして同じものがないので、何度訪れてもいろんな発見がきっとあるはず。食事だけでなく店内を見渡すだけでも楽しめるのが、同店の大きな魅力です。

・彩り豊かな人気のランチメニュー

『ミートライス』1,200円

店主イチオシの人気ランチメニューが、こちらの『ミートライス』。

香川県のブランド牛・オリーブ牛の中でもA5ランクのものを使用し、みそ仕立てで甘辛く味付けしています。日替わりメニューよりも、こちらを選ぶお客さんも多いそう。限定10食の提供なので、日によってはすぐに売り切れてしまうこともあります。自家製ピクルスとスープが付いているから、箸休めをしながら食べられますよ。

野菜もたっぷり盛られて栄養も食べ応えも満点。カラフルな彩りで食欲をそそります。

肉は少し濃いめに味付けされていて、どんどんご飯が進みます。ひと口食べるとすぐにまた口に運んでしまう、クセになる味わいです。

半熟卵を絡めて食べると、濃いめの味がマイルドになって◎。卵と肉を混ぜながら、味変を楽しんで食べ進めるのがおすすめです。

『懐かしオムライス』950円(テイクアウト850円)

こちらは、その名の通り懐かしさ満点のオムライス。しっかりと焼いた薄焼き卵で、ケチャップライスをぎゅぎゅっと包んでいます。ケチャップライスの中にはゴロゴロと玉ネギや鶏肉、グリーンピースが入っていて、これぞ王道。不思議とおばあちゃんが作ってくれたような、懐かしい気分に浸ることができます。

『懐かしオムライス』はイートインのほか、テイクアウトも可能です。彩りに添えられたパセリも存在感があり、赤と黄色と緑のコントラストが食欲をそそりますね。

また、スパイスカレーやローストビーフ丼、グラタンなど日替わりのランチメニューも登場。イートインのランチにはヨーグルトやコーヒーゼリーといったその日のミニデザートも付いています。事前にInstagramで告知をしてくれるので、気になる人はチェックしてみて。

・デザートやモーニングもお楽しみ♪

ランチだけでなく、モーニングやカフェタイムも魅力的なメニューが盛りだくさん。クラシックな模様の食器と一緒に、朝のひとときや昼下がりにゆっくりとレトロカフェグルメを満喫できます。

『クリームソーダ(緑)』650円

昔の純喫茶を彷彿(ほうふつ)とさせる『クリームソーダ』は、こんもり高さのあるアイスの隣に真っ赤なさくらんぼがちょこん。「これこれ!」と思わず声に出してしまうようなTHE定番のルックスです。

『フレンチトースト(アイス添え)』750円

8:30~10:30限定で楽しめるモーニングメニューは、朝からリッチな気分を味わえる『フレンチトースト』がスタンバイ。サラダやヨーグルトが付いているのも、うれしいですね。

大きくカットされたフランスパンはしっとりとした口当たりで、かめばじゅわっと広がる優しい甘さ。バターで焼き上げていて、甘じょっぱさがたまらない一品です。冷たくてあま~いバニラアイスを一緒に頬張れば、さらに幸せな気持ちにさせてくれますよ♪

『ベイクドチーズケーキ(アイス付き)』580円

少し酸味のある甘さ控えめでさっぱりとした味わいのチーズケーキは、前日から丁寧に仕込んで作られている自慢のデザートです。バニラアイスと季節によって変わるフルーツが添えられていて、見た目にも楽しいプレートに。

 

店内のコレクションはもちろん、食器やテーブル、イスまでオーナーご夫婦の愛とこだわりが詰まった店づくりと食事が魅力の「Cafe silk(カフェしるく)」。

レトロなコレクションに囲まれて、モーニングやランチ、スイーツを堪能しながら、日々の慌ただしさを忘れる時間をゆっくりと過ごして。

■詳細情報

■DATA

Cafe silk(カフェしるく)

所在地
香川県高松市鶴市町168
電話番号
080-2991-0469
営業時間
モーニング/8:30~10:30
ランチ/11:00~15:00(L.O.14:30)
※予約の際は、必ず電話で問い合わせを
※最新の営業日はInstagramで確認を

【高松】五感に栄養♪「Nカフェ&ギャラリー」で食事もアートも楽しむ特別なひとときを

・アートも楽しめる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」

ことでん志度線松島二丁目駅、長尾線花園駅の各駅から徒歩約9分。高校第一中学校の南東に位置する交差点から、「香川時計商会」を左手にして南に進んだところに「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」はあります。高松市多賀町の閑静な住宅街でひときわ目を引く外観は、コンクリート壁、石調タイルの目隠し塀、トタン壁が無機質でインダストリアルな雰囲気を醸(かも)し出しています。真っ赤な丸い看板を目印に。

店の前と少し離れたところにも駐車場があり、12~13台は停められるので、車での来店もOKです!第二駐車場の場所は店前の駐車場に入ってすぐ右手に表示があるので確認を。

店舗はもともとフレンチレストランがあった場所を譲り受けたそう。オーナーの野口さん親子はお母さまがステンドグラスの教室を運営し、息子さんは陶芸家兼デザイナー。兄弟もそれぞれ建築家など、いわゆるアーティスト一家です。モノづくりから派生して“人が集まれる場所をつくりたい”という思いと、それを実現できる場所を得られたこと、息子さんが地元・高松に帰ってきたことなどのさまざまなタイミングが重なり、2015年にギャラリー併設カフェとしてオープンしました。

実は、カフェを運営しているのは同ギャラリーの展示会で作品を出品している作家の皆さん。作家にとっては自身の作品を発表できる場でもあり、接客を通してその反響を肌で感じたり、人脈や作家同士のつながりを得る場にもなっています。店名の“N”には野口さんのイニシャルに加え、そうしたモノづくりの“仲間たち”という意味合いも込められています。

無機質な外観から店内に足を踏み入れると一転、白をベースにした明るく優しい印象に。そこで一役買っているのが、やわらかな光を通すステンドグラス。実はこちら、野口さんのお母さまの作品の一つなんです。カウンタ―に並ぶ食器なども作家の作品です。

通路をそのまま進むと正面に見えてくるのがギャラリーです。ここではおおよそ1カ月をベースに年に16~17回ほど、展示会を開催しているそう。取材時は愛媛県今治市の工芸作家“桑原孝氏の作陶展”が催されていました。作品は購入も可能なので、気になる作品に出合えた時は、気軽にスタッフに声をかけてみて。

ギャラリーの右手にはカフェスペースが広がります。席は4人掛けが4つ、2人掛けが2つあり、天井の高さも相まって、余白を楽しめる開放感のある空間になっています。店内に飾られているステンドグラスのランプや絵画、キリンのオブジェなどはすべて野口さん家族が手掛けた作品。

アート鑑賞で心癒されたり、大きな窓から中庭の景観を眺めながら食事を楽しんだり、なんとも贅沢な時間が過ごせます。庭でひときわ存在感のある立派な松の木は一見の価値あり!遊び心を感じさせる、窓際を歩く黒猫のシルエットも探してみて。

・テーマが変わる!?『おすすめプレート』

『おすすめプレート』1,200円

『おすすめプレート』は約2週間ごとにメニューが変わります。その日のメニューは入り口の黒板に書いてあるので確認を。取材日はショートパスタのボロネーゼ、豆のヨーグルト和え、ゴボウのポタージュ、パン、自家製ピクルス、グリーンサラダ、ミニデザートのほうじ茶寒天、ホットコーヒーでした。

ほとんどのメニューは野口さんのお母さまが考案し、そこにスタッフみんなで意見を出し合って決めているそう。鮮やかな彩りで目にも楽しい『おすすめプレート』は、作家たちが考えたメニューだけあって「色使いは意識しています」と野口さん。こうした料理に使われている食器も実は作品なのでチェックしてみてくださいね。

14:00まで提供のランチメニューは、このほか『シチューオムライス』(1,300円)『いりこ出汁(だし)のカレー』(1,100円)『オムライス』(1,200円)『ビーフシチュー』(1,200円)がスタンバイ。すべてにサラダ、デザート、ホットコーヒーまたは紅茶(オーガニックアールグレイ)が付きます。+50円でドリンクをアイスに変更もできますよ。

イタリアの伝統料理でもあるボロネーゼは、ニンニク、タマネギ、ニンジン、トマトなどの香味野菜と国産の粗挽(び)き肉をじっくり煮込んだ手の込んだ一品。写真の通り、らせん形状のショートパスタはソースが絡みやすく、ボロネーゼのような濃厚ソースにはぴったりです。ゴロっとした肉のうま味と野菜の甘み、そしてバジルの香りを堪能あれ。

サイドメニューも見逃せません。ぜひ食してほしいのが、食物繊維が豊富なゴボウをたっぷり使ったポタージュ。丁寧に裏ごしされたクセのないまろやかな味わいで、素材の風味とコクがしっかり感じられます。ほっとする優しい味に心も癒やされますよ。季節に応じて温・冷と変えてくれるのもうれしいポイントです。

たっぷり盛られたグリーンサラダは、オニオンドレッシングとトッピングされたフライドオニオンを合わせて召し上がれ。ひよこ豆のサラダまで付いていて、栄養バランスは◎。群馬県桐生市のベーカリーから取り寄せている全粒粉パンは軽くトーストされて表面がカリっとした香ばしさ。そのまま食べるのはもちろん、ボロネーゼをのせたり、ポタージュに合わせたり、お好みでどうぞ。

自家製ピクルスはパプリカ、タマネギ、そしてキクラゲというピクルスには珍しい食材も使用。一皿でそれぞれ違った食感が楽しめるのがうれしいですね。味の決め手となる酢は、伝統製法で280余年続く三豊市の醸造米酢「仁尾酢」が使われています。芳醇(ほうじゅん)な香りと深い味わいに納得。ピクルスの食材はその時手に入るもので変わるそうなので、何が出てくるかは当日のお楽しみに♪

“食後の口直しに”と考えられたデザートは、ほうじ茶の寒天に北海道産のあんこをトッピングしたもの。言うまでもなく、組み合わせの相性は抜群!お茶の香りを楽しみながら、あんこの甘さも味わえて、一口で二度おいしい&うれしい一皿です。

・バラエティーに富んだオリジナルスイーツやドリンク

『チェ―』700円

あまり聞きなじみのない『チェ―』はベトナム語でお茶を意味し、日本でいうかき氷やぜんざいのように、暑い日によく食べられているベトナムの伝統的スイーツです。スタッフの一人が旅先で出合い、食べやすいようにアレンジしてメニューの仲間入りをしたそう。6月下旬~9月下旬の季節限定メニューですが、人気は高く、暑くなってくるとお客さんの待ち望む声が聞こえてくるほど。

ココナッツミルクと牛乳を混ぜ合わせた中に入っているのは、ミカンやマンゴーといったフルーツ、ほうじ茶寒天、タピオカ、求肥(ぎゅうひ)、焼き芋、塩で炊いた金時豆など。その上に自家製あんこをトッピングしています。「一体、どんな味?」と気になるところですが、どこか懐かしく感じる、さっぱりとした優しい味で、まさに暑い日に食べたくなる一品です。塩豆のしょっぱさが程良いアクセントになっていて、とても食べやすく、ファンが多いのもうなずけます!

『赤米miniおはぎ』500円

下が見えないほど、たっぷりあんこがかかった赤米のおはぎ。“mini”と書いてあるものの、おはぎが2つ入っていて食べ応えは十分です。もち米と合わせて炊いた赤米は栄養価が高く、食物繊維は白米の約8倍だそう。あんこの上品な甘さが絶妙なので、甘い物が欲しい時にはおすすめです。

お気づきかもしれませんが、同店ではあんこを使ったスイーツが多いです。「大鍋では味が落ちてしまうので、小さい鍋でほぼ毎日のように何度も炊いているんですよ」と手をかけ、時間をかけ、一品一品丁寧に作っている様子が伝わってきます。おうちでも味わいたいというあんこ好きの人には、瓶入りのあんこ(500円)も販売していますよ。

『おからケーキ』450円

オーガニック素材を使った『おからケーキ』はしっとりとした食感。甘さは控えめで飽きのこない素朴な味わいです。添えてあるラムレーズンは一緒に食べるとラム酒の香りが広がり、少し大人な味に。おからが苦手な人や小さい子どもも、ラムレーズンのほか、あんこやリンゴのコンフィチュールといった3種のトッピングから選べるので、食べやすくなっています。

『自家製クラフトコーラ』600円

こちらもスタッフが飲んでおいしかったクラフトコーラを自分たちでも作ってみよう!というところから商品化に至った『自家製クラフトコーラ』。沖縄の黒糖、スダチ、地元のレモン、ネーブルにカルダモンやシナモン、クローブ、ショウガなどのスパイスをたっぷり、オリジナルの配合で丁寧に煮出しています。スパイシーでありながら、軽やかな甘さもあって、さっぱりとした喉越し♪見た目にも爽やかな一杯です。3倍の炭酸水で希釈して飲める『クラフトコーラシロップ 瓶入り』(1,000円)も販売中です。

店づくりや空間演出、提供されるメニューのすべてにクリエイティブな感性が垣間見られる「N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)」。「そういうストーリーが見えてくると興味を持ってもらえて、行ってみようかなと思ってもらえますよね」と野口さん。当初思い描いていた“人が集まる場所”としてのギャラリー併設カフェは、10年目を迎えて理想の形に近づいてきたと言います。

カフェだけ、ギャラリーだけの利用も可能ですが、時間が許すならどちらも合わせて体験するのが同店ならではの過ごし方。好きな作品や作家との出会いもあるかもしれませんよ。

■詳細情報

■DATA

N cafe&gallery(エヌカフェアンドギャラリー)

所在地
香川県高松市多賀町3-16-14
電話番号
087-813-0676
営業時間
月~水曜/11:30~16:00
土・日曜、祝日/11:30~16:30