郊外

【高松】「bakery LUEUR(リュール)」オープン♪国産小麦のしっとりモチモチパンが勢ぞろい

・さぬき浜街道「bakery LUEUR(リュール)」

2024年3月、さぬき浜街道沿いの高松市香西北町に「bakery LUEUR(リュール)」がオープン!高松駅からは車で約10分、人気のパスタ屋や洋食店が点在するのどかな住宅エリアにパン屋が出店とあって、近隣のファミリー層やご年配方がオープン時間に合わせて買いに訪れる光景を目にします。店名の“LUEUR(リュール)”は「小さい輝き」を意味し、“輝”は店主の名前の一部でもあるそうです。

もともとカフェだった建物のため、窓が多く明るい店内。開店の8:00から12:00ごろにかけて窓辺のカウンターと中央のテーブルには焼きたてのパンがずらりと並びます。奥にはパン工房があり、午前中はパン焼き作業、午後は仕込みをするスタッフの姿が見え、活気を感じる空間です。

入り口やパン棚の周りには、かわいらしい小動物の置物がちょこちょこ顔をのぞかせています。パンを選びながらも動物たちに癒やされ、ほっこりした気分になりますよ。

・毎日食べる“ちょうどいい”パン

店主がコンセプトとして目指すのは、毎日食べるのに“ちょうどいい”パン。「地味でいいんです。毎日食べても飽きのこないシンプルなパンを焼きたい」と話します。食感はハード過ぎず万人に好まれるモチモチ優しい食べ心地で、サイズも少しずつ食べ切れる大きさのパンを種類豊富に提供できるようにと考えています。

レジや商品陳列を担当する奥さま。実はオープン年の2024年に、店主であるご主人と入籍されたばかりだそう。パンだけでないフレッシュさが店全体から感じられるのも当然のこと。お店を手伝うお母さまも含めて、家族で営むアットホームなパン屋さんなのです。

愛犬家の奥さまの夢は、購入したパンを庭で食べられるようなテラス席を作ること。入り口にリードをつなげ、購入したばかりの焼きたてパンをペットと一緒に食べられるというすてきな構想です。犬好き夫婦の楽しい未来図に、来店する愛犬家からの期待もひとしおです。

・朝食やランチにぴったりな惣菜パン

『くるみチーズ』400円

ハードな顔をした『くるみチーズ』はひと手間加えたフランス生地で、パリパリの薄皮の中は意外にも、モッチリしっとりのやわらかさ。チーズの食感に合わせ、クルミはシャクシャクとしたかみ心地に、パン生地自体もモッチリ感を際立たせています。手のひら大のサイズですが、テレビを見ながらつまんでいたらあっという間に食べ切っちゃったという年配客の話も納得です。

『ビーフパストラミフーガス』340円

南フランス発祥の葉っぱ型の平たいパン・フーガス。同店では店主が好物だという“牛肉のパストラミ”を生地に包み込んでいます。刺激的な味のベーコンとは違い、マイルドでコクのある肉の味が口いっぱいに広がります。オリーブオイルと黒コショウでスパイス感もプラスしていますが、子どもからの人気も高いそう。大人にはワインと一緒におつまみとして食べるのが店主のおすすめ。今夜のアテにいかがですか。

工房が隣接するお店のため、焼きたて・揚げたてのパンが手に入るのがうれしい限り。取材時も揚げたてのカレーパンを心待ちにするお客さんの姿が印象的で、できたてパンの香りに店中が包まれていました。

・ひと手間ふた手間加えた菓子パン

『つぶあんチーズ』240円

パン生地に練り込まれた香川の地酒・川鶴大吟醸の酒粕(さけかす)がふわりと香る『つぶあんチーズ』は、女性のリピート率が高い商品だそう。北海道産小豆を使用したあんこと北海道産クリームチーズといった、店主厳選の具材がぎっしり。甘さ控えめなあんこと程よいチーズの塩味が芳醇な日本酒の香りと相まってぜいたくな一品です。

『くりーむパン』180円

自家製のカスタードクリームは、かた過ぎもせずやわらか過ぎもしない絶妙なテクスチャーで心地よい舌触り。バニラビーンズの香りと優しい甘さが口の中いっぱいに広がります。モッチリ生地と自家製カスタードクリームが織りなす唯一無二な『くりーむパン』は試す価値あり。

そのほかゴマを練り込んだ生地にゴマのクリームを挟んだ『ごまくりーむ』(180円)や昔懐かし『ぼうしパン』(180円)、ハーフサイズのユニークな形をした『1/2クロワッサン』(100円)など、種類豊富で手に取りやすい小さめサイズの菓子パンがずらりとラインアップしています。

・高密度リュール食パンは加水率が決め手!

『はるよこい・ゆめちから 乳・卵不使用食パン』700円

バターの代わりに大豆バターと大豆クリームを使用することで、毎日食べても飽きのこないあっさりとしたテイストの食パンです。2種の国産小麦を配合することによってもっちり食感を、高い加水率でしっとりした質感を実現。小麦の比率が高いため、密度が高く食べ応えのある食パンに仕上がっています。家庭で食べるときはトーストして食べてみて。サクッとしたクラスト(外側)ともっちりみずみずしいクラム(中身)のコントラストがこの上なく絶品です♪

2024年春にオープンした「bakery LUEUR(リュール)」のパンは、ご主人が語るように派手ではないけれど毎日食べるのに“ちょうどいい”ものばかり。季節ごとに変わる新しいパンやガーデンテラス席の計画も進行中など、今後も目が離せないお店です。

■詳細情報

■DATA

bakery LUEUR(リュール)

所在地
香川県高松市香西北町375-1
営業時間
8:00〜15:00

【高松】「Burger Cafe Bit’z(ビッツ)」極上ソースのハンバーガーで至福のカフェタイム♪

・仏生山駅隣接「Burger Cafe Bit’z(ビッツ)」

古き良き街並みを残しながらも新しい個人商店がにぎわいを見せる仏生山エリア。ことでん琴平線仏生山駅の東隣にあるハンバーガー専門店「Burger Cafe Bit’z(ビッツ)」は、2011年の創業以来、地元の人たちに愛されてきた人気カフェです。店の東側に6台ほどの駐車スペースがありますよ。

総座席数29席と外観からの想像以上に広い店内に驚かされます。たくさんのかわいい小物や観葉植物が並ぶカウンタースペースは絶妙な雑多感がおしゃれ。カウンター席がメインで構成されゆったりとした配席なので、一人利用でも気兼ねなくくつろげる空間になっています。

奥にはボックステーブル席をメインとした別の部屋があり、友達や家族連れなど大人数にも対応しています。学生やビジネスマンのほか、近所の年配客も多く利用している姿が見受けられます。

・“佐世保流”ハンバーガーとは

仏生山で生まれ育ったオーナーの眞田(さなだ)さん。なじみのある仏生山のアルファベットの頭文字“B”から、語呂のいい店名をと考えたのが「Bit’z(ビッツ)」だったそう。確かに呼びやすくて覚えやすい店名ですね。同店で作られるハンバーガーは、ソースやマヨネーズに特徴を持たせた“佐世保バーガー”が由来。一度食べたら病みつきになること間違いなしですよ♪

「一番こだわっているのはマヨネーズかもしれません」と語る眞田さん。酸味を抑え甘めに仕上げた自家製マヨネーズは、どのハンバーガーにも使用されています。照り焼きやデミグラスなど各バーガーのソースは、このマヨネーズに合うようにと調合されているそう。甘くてコクのある自慢の自家製マヨネーズ、味の違いを感じ取ってみてください。

パティは牛肉と豚肉、両方のうま味をいいとこ取りした合いびき肉をオリジナルの配合で成型。表面を強い火力でジュワッと焼き付け、肉汁を閉じ込めるように焼き上げていきます。

自家製マヨネーズとオリジナルのソースが魅力の“佐世保流”のハンバーガーの世界。シンプルとは対照的な、具材とソースが織りなすハンバーガーの一体感を楽しんで。

・多種多様なハンバーガーラインアップ

『スペシャルバーガー』780円

人気No.1の『スペシャルバーガー』は同店の味を知るのにうってつけの商品。自家製の甘めのマヨネーズに合わせた酸味のあるデミグラスソースが、ジューシーなパティと相性ぴったりです。甘みを引き出したグリル玉ネギに、卵とベーコン、マイルドさを加えるチーズにシャキシャキ食感のフリルレタスまで、豪華な具材の共演です。

『テリタル月見バーガーセット』1,200円

月に見立てた半熟の目玉焼きがのった『テリタル月見バーガー』は、その絶妙な卵の半熟具合を考慮して、イートイン専用かつ涼しい季節限定のハンバーガーとなっています。照り焼きソースが絡まったパティと、とろとろの半熟目玉焼きの間には、コクと深みを加える自家製の濃厚タルタルソースが隠れていて悶絶(もんぜつ)必至の一品。こちらは単品での販売はなく、フライドポテトとドリンクがセットになっています。

『チリチーズドッグ』550円

とろ〜りとろけたチーズが見た目から食欲をそそる『チリチーズドッグ』は、ハンバーガに負けず劣らずの人気っぷり。鉄板で2種のチーズをブレンドし、さらには牛乳を加えるのがとろ〜りチーズの秘密だそう。ドッグパンからはみ出してしまうほど長いソーセージの上には、自家製のチリソースが。牛ミンチとスパイスを配合したソースで、爽やかな辛さは暑い季節にぴったりです。

・ドリンクやフードのサイドメニューも充実!

『カフェラテ』400円

しっかりビターテイストなエスプレッソと乳脂肪分の高い濃いめのミルクを使用した『カフェラテ』をはじめ、ドリップコーヒーや口直しにもなるウーロン茶、果汁100%のフルーツジュースにレモネードソーダやドクターペッパーなどの炭酸飲料まで、選べるドリンクメニューは30種近くあります。ハンバーガーのテイストや気分に合わせてチョイスできますね。

『フィッシュ&チップス』600円

ハンバーガーやホットドッグに合わせて、サイドメニューのフライも充実。『フィッシュ&チップス』はぷりぷりのタラの身とポテトのフライで、サクサクの揚げ衣に味付けをしているためそのままでもおいしく食べられますが、お好みでマヨネーズ&ケチャップで味変してもgood。そのほか、定番のオニオンリングやチキンナゲット、カマンベールチーズを揚げたカマンフライやバッファローウィングなどといった変わり種まで、豊富なラインアップです。

ことでん仏生山駅の隣という好立地にあり、地元の人に愛され続ける特徴のあるハンバーガー店「Burger Cafe Bit’z(ビッツ)」。オーナーの眞田さんはハンバーガー屋を介して、地元の人たちが集える場所となり、周辺の新しい飲食店とともに仏生山エリアが活性化することを目指しているそう。ホットなエリアで心もお腹も満たされて。

■詳細情報

■DATA

Burger Cafe Bit'z(ビッツ)

所在地
香川県高松市仏生山町甲322
電話番号
087-889-0441
営業時間
10:00〜15:00(L.O.14:30)売り切れ次第終了

【高松】「ブーランジェリー パルフェ」国産小麦で作られた優しい味わいのパンはどれも魅力的♪

・「Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)」

ことでん太田駅から徒歩で17分ほど。国道11号線東バイパスからは塩江街道沿いを南へ進むと、ほどなくして「Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)」が見えてきます。白い壁と青いテントのおしゃれな外観が目印です。フランスパンがデザインされた青い看板を見過ごさないように気をつけて。お店の前の駐車場では、焼きたてのパンを求めるお客さんの車が目まぐるしく入れ替わります。

木の扉を開けると香ばしい小麦の香りと、ずらりと並んだパンが迎えてくれます。パンの種類は60種類ほどで、かわいいデニッシュや旬の野菜を使ったパンなどさまざま。小ぶりで値段も200円前後と手に取りやすいので、ついたくさん買ってしまいそう。

次々と焼き上げられたパンが陳列され、12:00から13:00ごろに一通り全種類が出そろいます。ランチ時に食べられる焼きたての味は格別!

実はオーナーは県外のパン屋で働いていたときに小麦アレルギーを発症。パン作りから離れるしかないと考えた時期があったそうですが、使う材料を見直したところ症状が治まってきたといいます。自身の経験をもとに厳選した素材で作られるパンは、オシャレで洗練されているけど、どこか親しみやすい味わい。まさにオーナーの人柄を表しているようで、オープンして10年たった今もファンの心をつかんでいます。

・国産小麦を使ったリッチな食パン

『パン・ド・ミ』356円

北海道産小麦の「ゆめちから」など、2種類の国産小麦をブレンドし、ホイップクリームや練乳を加えた『パン・ド・ミ』はほのかに甘いリッチな食パンです。まずは焼かずにそのまま食べてもgood。しっとり、やわらかな口溶けは買ってきたその日にしか味わえないおいしさです。トーストすると香ばしい小麦の香りが引き立ち、もっちりとした食感が購入した翌日も味わえますよ。

『パン・ド・ミ』のほか具入り食パンや期間限定食パンの焼き上がりは11:30ごろ。皮のパリッとした食感と、あっさりとした風味のハードトースト(山型食パン)は13:00ごろと焼き上がりの時間が違うのでご注意を。

・具だくさんの贅沢なタルティーヌはどれも絶品!

『季節の野菜のタルティーヌ』248円

タルティーヌとは「塗る」という意味で、薄くスライスされたバゲットにトマトソースが塗られ、軽く炒めた野菜をトッピングしたオープンサンドです。具材は季節により変わりますが、取材時はズッキーニ、パプリカ、カボチャ、しめじとボリューム満点。上にかかったチーズソースも、野菜本来のシャキシャキ食感と甘み引き立てています。9:00ごろから並び始めるので、焼きたて目当ての人はお昼前にどうぞ。

タルティーヌはほかにも『チキンとレンコン』『エビとアボカド』『ベーコンとほうれん草』『きんぴら』もスタンバイ。 バゲットは北海道産の小麦を使用し、低い温度で前日から12時間かけて発酵させる「低温長時間発酵」で作られていて、皮はバリッと中はモチッとした食感が伝わります。手間暇かかったバゲットが土台だからこそできるバリエーションの豊富さです。

・あんことパンのコラボレーションに舌鼓

『塩パン(さつまいもあん入り)』194円

女性に人気のサツマイモの味を定番の塩パンにプラス。まろやかなサツマイモの餡(あん)が入った塩パンは、甘みと塩味にじゅわっと広がるバターの風味が折り重なって、後引くうまさがクセになります。お店がオープンする8:00ごろには店頭に並んでいます。

『くるみあんフランス』248円

フランスパンに油分が加わったセミフランス生地で作られた『くるみあんフランス』は、トングで挟んだ瞬間にずっしりと重さが伝わるほど中にこしあんがたっぷり。

断面は圧巻!「いっぱい入っていた方がうれしい」というオーナーのサービス精神も詰まっています。たっぷり入っている分、あんこは甘さ控えめのこしあんを使用。歯切れの良いパンとくるみの食感がいいアクセントになっています。オープンの8:00ごろには店頭に並んでいます。

12:30ごろに並ぶ『あんバターフランス』(237円)はファンも多い人気商品。ほかにはない一工夫されたあんこのパンが作られているのは、オーナー自身もあんこが好きだからというから納得です。和と洋の組み合わせの魅力に気づくことができるので、ぜひ一つチョイスてみて。

・お土産にもぴったりのスイーツも♪

左から『紅茶とオレンジのケーキ』『チョコとクラウンベリーのケーキ』『レモンケーキ』『抹茶とホワイトチョコのケーキ』各259円

手土産にもぴったりのマフィンは重厚で食べ応えがあるサイズ。どれも甘さ控えめであっさりとしている分、ペロリと食べられます。一番人気はレモンピールが練り込まれ生地に、ホワイトチョコがコーティングされた『レモンケーキ』。そして、ビターなチョコに甘酸っぱさが加わった『チョコとクラウンベリーのケーキ』。ティータイムには『紅茶とオレンジのケーキ』。ちょっぴり和風の気分なら『抹茶とホワイトチョコのケーキ』の4種類。箱もあるのでレジでスタッフに声がけを。

パン一つひとつに手間をかけ、食べた人を笑顔にする「Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)」。丁寧に作られたパンはそれだけで心まで満たされます。朝食に、ランチに、おやつタイムに幸せ気分を味わってみて。 パンは取り置きもできますが、電話での問い合わせに限ります。支払いは現金のみ。

■詳細情報

■DATA

Boulangerie PARFAIT(ブーランジェリー パルフェ)

所在地
香川県高松市太田下町1853-10
電話番号
087-814-4099
営業時間
火~金曜/9:00~18:00
土曜/8:00~18:00
日曜/8:00~17:00
※支払いは現金のみ

【高松】コーヒー専門店「アロバー 松縄店」が移転オープン!生産者の顔が見える上質な豆を

・「コーヒービーンズショップ アロバー 松縄店」

「コーヒービーンズショップ アロバー 松縄店」が、2024年4月6日に木太町へ移転しました。高松中央ICから車で約4分、レインボーロード伏石バス停から徒歩約8分。住所が変わっても店名は松縄店のまま。駐車場がかなり広くなり、より訪れやすくなりました。

移転前は約10坪だった店内が、ゆとりあるサイズにアップグレード。木のぬくもりを感じられる洗練された空間へと様変わりしました。

おしゃれで使いやすいプロダクトブランド「ORIGAMI(オリガミ)」のカラフルな美濃焼ドリッパーやマグカップなど、コーヒータイムを彩ってくれるアイテムが多数並んでいます。家でコーヒーを楽しむ人はチェックしてみて。

1991年の創業以来、オーナー自らが海外のコーヒー農園へ毎年訪問し、最高等級の豆のみを買い付け・焙煎するスタイルを貫き続けているアロバー。生産者の思いやポリシーなどをくみ取りつつ、コーヒーの魅力を発信しています。

“生産者の顔が見える豆”をモットーに、実際の生豆や焙煎後の豆もディスプレイされています。ちなみに、店内に飾られていたり、商品のパッケージにもなっていたりする、生産者のポートレート写真はオーナー自らが撮影したもの。何度も交流を重ねているからこそ写し出せる表情にもご注目あれ。

さまざまなスタイルでコーヒーを楽しんで

同店では、フレンチプレスで抽出した当日のおすすめコーヒー豆を試飲することができます。豆選びに迷った時や、どんな風味なのだろう?と気になる時にうれしいサービスですね。

挽(ひ)き豆を湯に一定時間浸し、金属フィルターでプレスする“浸漬法(しんしほう)”の特徴は、焙煎した豆の風味を丸ごと抽出できること。ペーパードリップとはまた異なり、コーヒーの油分に含まれるうま味もダイレクトに味わえます。

『ボダム ケニア フレンチプレスコーヒーメーカー 0.5l』3,850円、
『コーヒー豆(ニカラグア ラ・ベンディシオン農園H1)』200g 1,950円

手軽においしく抽出できるコーヒーメーカーと豆を買って、自宅でカフェタイムを楽しんでみませんか。新しく登場した『ニカラグア ラ・ベンディシオン農園H1』は、まるでピーチや梨を彷彿(ほうふつ)とさせるフルーティーな酸味と風味に、紅茶のような透明感もあるコーヒー豆。
生産者の顔が見えるシングルオリジンコーヒー豆やオリジナルブレンド豆は1袋200g入り(各種1,950円)。お試しやプレゼント用に100gパックも対応してくれます。

ドリンクメニューは約6種類がスタンバイ。ステキなカウンターでつい飲みたくなりますが、店内では飲食ができないので、テイクアウトして楽しんで。

『アメリカーノ』440円

『アメリカーノ』は、マシンで抽出した最高級品質のエスプレッソを、ホットならお湯、アイスなら水と氷ですっきり飲みやすい濃度に割った一杯。クセがなく爽やかな飲み心地で、たっぷりサイズもうれしいポイントです。

『カフェモカ』530円

ミルクのコクとチョコレートシロップの甘さがちょうどいいバランスの『カフェモカ』は、エスプレッソの存在感もしっかり。甘さも欲しい人にはぴったりです。

『エスプレッソソフトクリーム』450円

『エスプレッソソフトクリーム』は北海道ミルクをベースに、同店の中で最高級品質のコーヒー豆から抽出したエスプレッソを絶妙にミックスした一品。ベースのソフトクリーム自体もコクがあって満足度が高く、それに上品なエスプレッソが合わさってリッチな味わいに。仕上げに振りかけられたエスプレッソパウダーが華やかに香り、コーヒー好きの心をくすぐります。

ギフトや自分用にオススメのアイテム

『ププ』410円、『ギュギュ500ml』1,188円

同店のコーヒーを自宅でも気軽に楽しめる食品アイテムや、よりおいしく飲める器具など、ギフトとしてや自宅で楽しむのにぴったりな品もいろいろあるので、チェックしてみて。

『ププ』410円

アロバーオリジナルのコーヒー牛乳プリン『ププ』は、ネーミングもかわいらしくギフトにおすすめな一品。丁寧に焼き上げた最高級品質の深煎り豆をネルドリップで抽出し、しっかりとしたコーヒー味にミルクのコク、てんさい糖の甘みが合わさったプリンです。

『ギュギュ2本、ギュー乳瓶1本セット』3,415円

『ギュギュ』は、丁寧にネルドリップしたアロバーのコーヒーに、てんさい糖をプラスした“コーヒー牛乳”の素。『ギュギュ』1に対して牛乳を4で割るのが黄金比!炭酸や豆乳で割ったり、バニラアイスにかけてアフォガード風にしたりと、アイデア次第でいろいろ使えますよ。

『クレバー コーヒードリッパー S』3,300円

誰でもプロが淹(い)れたようなクオリティーになるドリッパー『クレバー』は同店おすすめのアイテム。ハンドドリップだと湯の注ぎ方、量、タイミングなどのばらつきによって味が定まらないことも多々あるところ、このドリッパーなら湯を注ぎ2分待つだけで安定したおいしさに。

同店には、ロースター(焙煎人)、アドバンスド・コーヒーマイスター、コーヒーマイスターの資格を持ったスタッフがいるので、豆選びに迷った時やおすすめの器具を聞きたい時など、気軽に質問できるのが頼もしいところ。今後、コーヒーの講習会なども開催する予定だそう。コーヒー好きな人はお楽しみに!

屋号の「arovor」は“aroma(香り)とflavor(風味)を大切に”という思いが込められた造語。そして公募で採用された新しいロゴは、“from seed to cup(種からカップまで)”という、コーヒー豆の生産者から消費者が飲むところまでをつなぐデザイン。シンプルでありながらも「コーヒービーンズショップ アロバー」の思いが存分に詰まったロゴを見上げてみて。

■詳細情報

■DATA

コーヒービーンズショップ アロバー 松縄店

所在地
香川県高松市木太町5093-2
電話番号
087-866-3091
営業時間
10:00〜18:00

【高松】「CHEE’S PARK(チーズパーク)」がオープン!風味豊かなチーズケーキを食べ比べしてみない?

・チーズケーキだけじゃない「CHEE’S PARK(チーズパーク)」

ことでん円座駅から徒歩約17分、国道32号線「ハローズ円座店」の敷地内にある「CHEE’S PARK(チーズパーク)」は2024年3月10日にオープンしたケーキ店。共有の駐車場は広く、買い物がてら訪れやすい立地というのもうれしいポイントです。

「CHEE’S PARK(チーズパーク)」という屋号には、“CHEESE(チーズ)”や“CHEER(元気、応援する)”などの意味と、公園のように集まることや、楽しんでほしいという意味が込められているそう。自然由来の国産素材を使い、フードロス解決、フェアトレードなど環境にも配慮したお菓子作りを心がけています。素材の風味をしっかり感じられるスイーツが味わえますよ。

ショーケース内のカットケーキは、常時約10種類がスタンバイ。ベーシックなチーズケーキは『スフレチーズ』(464円)、『ベイクドチーズ』(594円)、『バスク』(615円)の3タイプ。イチゴや抹茶、キャラメルのフレーバーが楽しめる『フロマージュ』(各種637円)や、旬のフルーツを使用した季節限定品もお見逃しなく。

焼き菓子はドーナツ型のフィナンシェ『讃岐ティグレ』やクッキーなど約15種類が並びます。詰め合わせBOXはギフトにどうぞ。

バリエーション豊富なケーキはパッケージも◎

『スフレチーズ』464円

各種チーズケーキは、それぞれの特色に合った北海道や海外の厳選チーズを使用しています。チーズケーキの中でも定番の『スフレチーズ』は生地のキメが細かく、ふわふわとしたエアリー食感で安定感のある味わい。表面のナパージュからレモンの酸味がふわっと感じられ、さっぱりいただけます。

『バスク』615円

バスクチーズケーキ特有の製法で表面を焦がし、ビターテイストをプラスしたこちらの一品は、ずっしり食べ応えのある満足感が魅力の『バスク』。テリーヌのようなネットリ濃密テクスチャで、本格的なチーズの風味を存分に味わえます。

『苺タルト』615円

『苺タルト』は、絶妙な焼き加減でサクサク食感のタルトに、上品な風味で統一されたクレームダマンドとカスタードを合わせ、華やかなイチゴの甘酸っぱさをあしらった一品。季節によって異なるフルーツもお楽しみに。

『フロマージュ(苺)』637円

イチゴや抹茶、キャラメルなどのバリエーションがある『フロマージュ』シリーズは、表面のフレークスポンジが印象的です。エアリーなイチゴムースが仕込まれたこちらの一品は、ほんのりした酸味と爽やかさが特徴。下段のレアチーズによるコクとクレープ生地の食感も◎。

『シェフおすすめ8種アソート』4,536円

カットケーキ8種類をホールサイズにまとめた『シェフおすすめ8種アソート』は手土産で喜ばれること間違いなし!ちょっぴりお得なので、さまざまなバリエーションを食べたい欲張りさんにもオススメです。

カットケーキの小箱も見逃せません。高級感のあるデザインで、差し入れなどのシチュエーションでも重宝するパッケージです。たくさん購入する場合は小箱なしのリクエストも可能ですよ。

ホテルなどで長年製菓に携わったシェフによる、安定感のあるスイーツばかり。当然ながら、焼き色や食感にもこだわった丁寧な仕事ぶりが垣間見られます。

『プチスフレ』275円

『スフレ』や『焼きショコラ』はちょうどいいプチサイズなので複数に配るお菓子としてもぴったり。フルフル食感がたまらない一品です。

たくさんある焼き菓子も要チェック

『讃岐ティグレ 抹茶』259円

続々と新商品が登場している焼き菓子の中でも、看板商品になっているのがドーナツ型フィナンシェの『讃岐ティグレ』シリーズ。焼きたては表面が少しカリッとしていますが、落ち着かせるとふわっとしっとり食感に。

左から『讃岐ティグレ プレーン』214円、『讃岐ティグレ ブルーチーズ』324円、
『讃岐ティグレ マスカルポーネ』324円、『讃岐ティグレ カマンベール』324円

バリエーション豊富な『讃岐ティグレ』の中で興味深いのは、塩気のある味わいのチーズシリーズ。シンプルなプレーンと食べ比べするのも楽しいですよ。

プレーンは甘いバニラの風味がしっかり感じられ、アーモンドプードルによる風味とコクでリッチテイスト。ブルーチーズは塩気とチーズの風味がガツンと感じられる“おつまみ”要素のある一品。ワインが隠し味だそう。チーズシリーズはプレーンより生地がしっかりとした弾力です。マスカルポーネは所々から現れるアーモンドダイスが食感のアクセント。チーズのクセが少なく、深みを感じられる一品。カマンベールは塩気がしっかり感じられ、隠し味の梅酒によるフルーティーな香りとクルミのコリコリ感がアクセント。

チーズの風味を存分に感じられるベーシックなチーズケーキは必食!手土産にもぴったりなパッケージや焼き菓子も魅力の「CHEE’S PARK(チーズパーク)」へ行ってみて。

■詳細情報

■DATA

CHEE'S PARK(チーズパーク)

所在地
香川県高松市円座町845-3(ハローズ円座店 西側店舗)
電話番号
087-880-3125
営業時間
10:00〜19:00

【高松】「タベルタノシミやま田」の発酵ランチやスイーツで、腸活デビューしませんか♪

・「タベルタノシミやま田」は小道の中に佇む隠れ家

“発酵・腸活”をテーマにスイーツや惣菜、酢など体に優しい商品を提供している「タベルタノシミやま田」。ことでん太田駅から徒歩1分と駅近ですが、路地の中に現れる隠れ家的お店なので、通り過ぎないようにご用心♪
県道147号線から入る場合は写真館を過ぎた一つ目の角を右に入ると駐車場が。店舗は駐車場の看板裏の小道を北に入ると、小さな看板が見えてきます。

内装や商品棚、テーブルに至るまですべてDIYという店舗は、倉庫だった建物を店主の山田さん一家総出で改築したそう。白塗りの壁にウッド調の家具や棚が、手作りの温かみを醸し出しています。店内奥のテーブルではイートインもOK。

・発酵を“食べる”だけじゃなく“楽しむ”ラインアップ

もともとはリラクゼーションサロンを運営していた店主の山田さん。20年前に趣味で始めたみそづくりから“発酵”の世界にハマり、配合や材料を変えながら何度も試作を重ね、長年かけて納得のいくオリジナルのみそを完成させました。材料は大豆、長崎県の天然塩、山形県の麹(こうじ)とシンプルですが、サロンの一角で販売していたところ口コミで人気商品に。2023年11月に、腸活や発酵をコンセプトにした同店をオープンしました。

開店のきっかけにもなったみそは、なんと現在予約で1年待ち!“幻(まぼろし)”ともいわれてしまうほど人気になったことから、残念ながら店頭には並んでいませんが、予約受け付けについてはSNSで都度お知らせしているのでチャンスをお見逃しなく。

左から『タマネギ麹』『しょうゆ麹』『しお麹』『トマト麹』『ガーリック麹』各486円
※『しお麹』のみ432円

みそ以外の商品にも注目を。季節によって食材が変わるピクルスやキムチ、マスタード、りんご酢や一味唐辛子、ジンジャーシロップなども販売しています。
中でも人気の麹(こうじ)シリーズは全5種。いずれもタマネギやニンニク、トマトといった素材そのものの水分と塩、麹のみとシンプルで、店内の惣菜や弁当にも使われています。
普段の料理にも取り入れやすく、ベーシックな『しお麹』は普段の塩の代替品に。トマトの風味がふんわり香る『トマト麹』は殻を剥(む)いたゆで卵を半日から1日ほど漬けて洗い流せば、優しい塩味の味付きゆで卵に変身。調理方法などに悩んだら聞いてみて♪

『まろやかりんごのビネガー』518円

酢特有のクセが控えめでまろやかな風味のリンゴ酢は、青森県産の「サンふじ」を発酵。腸内環境が気になる人におすすめです。水割りや牛乳割り、豆乳割り、調味料などと使いやすい中でも、山田さんのおすすめは炭酸水で割るリンゴ酢サワー。りんご本来の甘みを生かしているので、炭酸が飲みたくなる季節にもゴクゴク飲めますよ。

・月に2回のみ販売の腸活ベジ弁当とサラダは必食!

『腸活ベジ弁当』1,026円

本業のサロンが定休日の月1、2回だけしか登場しないという『腸活ベジ弁当』も要チェック。白米含め20種もの穀物が入った二十穀米から始まり、取材時はタケノコと春キャベツの春巻き、鰆の塩麹焼き、キクイモのピクルス、ニンジンと自家製粒マスタードのラペなど春の味覚が散りばめられ、食べられる花、エディブルフラワーが彩りを添えます。
麹や自家製酢が使われた優しい味わいのおかずが盛りだくさんなので、いくら食べ進めても飽きません。

弁当をはじめとするフード類に使われている食材は、山田さんの実家があるさぬき市で、自家栽培された無農薬の野菜を使用しているのも特徴。自然豊かな山中の畑では、タケノコやシイタケ、ジャガイモ、ニンジン、聖護院大根、キャベツ、菜花、キクイモ、唐辛子、ローリエやミント、バジル、粒マスタードの元となるからし菜などが取れることから、その時旬の野菜を使うようにしているそう。季節によってメニューが変わるのでお楽しみに。

『腸活じゃがそぼろ丼』842円

ガッツリ派の人にはこちらがおすすめ。深めの容器にずっしりと重量感のある丼メニューで、麦入りご飯にジャガイモと牛・豚・鶏の3種の合いびき肉の甘辛炒めと、ひよこ豆・金時豆・白インゲン豆の3種のビーンズ、目玉焼きがオン。最初はそのままかきこんで、味変で目玉焼きを崩したり、別添えのタルタルソースを絡めたりするとまろやかな味わいに。
ひそかな人気のタルタルソースはキクイモ、パプリカ、ニンジン、キュウリ、タマネギ、聖護院大根を刻み、しょうゆ麹とみそでコクをプラス。野菜たっぷりで卵も油も使用していない“マヨ風”、なので罪悪感ゼロで思う存分かけていただいて♪

カラフルな野菜のピクルスはまろやかで、野菜のシャキシャキ感とさっぱりとした後味がお口直しにピッタリ。

『春キャベツと新タマネギの春巻き』734円

弁当のメインにもなっているおかずは、単品の惣菜としても購入可能。食卓に1品増やしたいという人や、おかずだけ食べたいという人にもうれしいですね。なくなり次第終了なのでお早めに。

『腸活サラダ001 トマトとタマネギの塩麹マリネ』388円

腸活サラダは現在20種ものラインアップ。季節によって内容が変わり、すべてナンバリングされていて、“001”のナンバーが振られた『トマトとタマネギの塩麹マリネ』は、同店で初めて発売された記念すべき第1号のサラダ。みずみずしいトマトと新玉ネギに塩麹を使ったまろやかな風味で野菜本来の甘みを感じることができます。

そのほか『002 チキンと野菜のレモンジュレ』『013 ごろごろ野菜のタルタルサラダ』『016  切り干し大根のサラダ(エスニック風)』など豊富なバリエーションで、ドレッシングいらず。
予約販売になる場合もあるため、詳細は公式Instagramでチェックを。
➡︎公式Instagramはこちら

・ギルトフリーな発酵スイーツはいかが?

『米麹ブラウニー』ナッツ・388円、ドライフルーツ・410円、ナッツ&クランベリー・421円

スイーツはすべてご主人が製造担当。一から奥さんに教わり、一つひとつ丁寧に作り上げています。
カカオマスに少しのきび砂糖と甘酒でほのかに甘さを出したブラウニーは、甘いものが苦手な人にもおすすめ。常温のほか冷凍のブラウニーも販売していて、自宅のトースターで様子を見ながら温めれば、まるで焼きたてのような状態で味わうことができます。

クルミ、ピスタチオ、ピーカンナッツ、マカダミアナッツそれぞれの食感が楽しい「ナッツ」や、ベリーや柿などが入った「ドライフルーツ」などのほかに、バレンタインシーズンには持ち手のついた「ロリポップ」なども登場したそう。

『米麹クラッシュブラウニー』486円

先ほどのブラウニーにクーベルチュールチョコレートをコーティングした『米麹クラッシュブラウニー』は、そのままはもちろん、一度冷凍してから食べてほしい一品。


少しだけ自然解凍して口に放り込むと、パリッとした外側のチョコレートと、しっとりとしたブラウニーがクセになる食感。こちらも甘さ控えめなので、つい食べる手が止まらないかも。店頭には冷凍したものも販売しているのでぜひお試しあれ。

『米麹甘酒クッキー』430円〜

みそに引き続き“幻”といわれている『米麹クッキー』は予約必須の商品。米の甘みを生かすため砂糖は極力控え、甘味料代わりに甘酒が入っています。ホロホロ、サクサクで小さな子どもやお年寄り、ダイエット中の人から人気のおやつです。
現在予約分は5〜6週間待ち!不定期で焼きたてクッキーの日も実施されるので、こちらも公式Instagramを要チェックです。

夫婦二人三脚で営む「タベルタノシミやま田」。発酵食品をおいしく楽しんでもらいたいと手間暇かけた商品と、ほんわかとした空気感が漂う山田さん夫妻の人柄に惹(ひ)かれ、食に関心のある人や小さな子どもがいるママ、働き盛りの人やお年寄りまで、多くのファンが訪れます。

旬の新鮮な食材にこだわるからこそ、四季とともに移り変わるラインアップはいつ来てもワクワク。ランチやデザートのほか、日々の食事にプラスできるアイテムを見つけて。

■詳細情報

■DATA

タベルタノシミやま田

所在地
香川県高松市太田上町749-3
電話番号
087-887-4821
営業時間
10:00〜20:00

【高松】「cafe 歩笑(ぽえむ)」ホテル仕込みのハイクオリティースイーツをぬくもりの空間で

・ログハウス喫茶「cafe 歩笑(ぽえむ)」

全国一の松盆栽の産地として知られる高松市の郊外・鬼無町。JR鬼無駅・JR香西駅のどちらからも車で約5分の緑豊かな住宅街に「cafe 歩笑(ぽえむ)」はあります。広々とした敷地内には、第1と第2を合わせて10台ほどの駐車スペースが設けられています。

ログハウスのドアを開けると、癒やしの喫茶時間の始まりです。ケーキのショーケースと幅広いジャンルを取りそろえた雑誌ゾーンを抜けると、木のぬくもりに包まれたメインフロアが広がります。座面が広く座り心地の良いテーブル席が10席とハイチェアーのカウンター席が2席、晴れた日におすすめの緑を見ながらくつろげる屋外テラス席があります。

2010年に先代のマスターであるお父さんがカフェをオープン。友人グループやカメラの同好会など大人数での利用が多かったことから、小上がりの座卓席を設けました。現在もこのスペースは、子ども連れのファミリーが気兼ねなく過ごせる席として重宝されています。

・高級ホテル仕込みのデザートはいかが

2024年、モーニングやランチの営業形態から、スイーツをメインにしたカフェへとリニューアルした同店。先代の息子である2代目店主が手作りするケーキや焼き菓子が、とにかく繊細で絶品なことに驚かされます。箱根にある高級リゾートホテルでパティシエとして勤務していたという2代目店主。提供されるプレートの盛り付けにホテル仕込みの気品が漂うのも納得です。

『日替りケーキ』500円

朝から焼き上げられるフカフカのスポンジ生地に、コクのある生クリームがたっぷり入ったかわいらしいロールケーキ。プレートには、イチゴ・オレンジ・ブルーベリーなど、地場の産直市場で仕入れた新鮮なフルーツが彩りを添えます。『日替りケーキ』のラインアップには、ショートケーキやガトーショコラ、タルトなどが登場し、訪れるたびに違ったケーキを楽しめるのも◎。

『デザートプレート』800円

旬のフルーツを使った涼やかなムースグラスに、カヌレ型で焼き上げたフォンダンショコラ。驚くほど薄いタルト生地には酸味のパンチが効いたレモンカスタードが仕込まれています。フルーツの上のバニラアイスには贅沢にもバニラビーンズが使用され、口直しにもぴったりな塩味クッキーまで添えられています。見た目も味もボリュームも、そしてお財布までも大満足な一皿。店主の本気が詰まった『デザートプレート』は必食です!

・先代のフードメニューは今も健在

『オムレツカレー』750円

常連客から根強い人気がある先代お手製のカレーは、リニューアル後も健在です。老若男女が安心して食べられるようにと、甘口のさらりとしたルーの中にほのかな酸味が隠された優しい味付けのカレー。カレーメニューは全3種で『オムレツカレー』のほかにシンプルな『ライスカレー』(500円)、『焼きカレー』(750円)の中からチョイス可能で、3種類ともサラダ付きとお得です。

『オムレツカレー』は、カレーの中央のライスがとろりとした半熟のオムレツで覆われた一品。優しいカレーライスをさらにマイルドに食べられるとあって、常連客だけでなく子どもからも人気なのだそう。

・ドリンクも新旧対決?

先代の時代から人気のドリンクメニューはそのままに、2代目店主お手製の焼き菓子が付いたドリンクセットが新登場。コーヒーや紅茶をはじめ、レトロなアイスドリンクに至るまで、豊富で魅力的なラインアップ。その日の気分に合わせてオーダーしてみて。

『poem コーヒー』800円

ガラスポットに入ったコーヒー豆を圧縮し抽出するフレンチプレス式のコーヒーは、ドリップ式に比べて濃厚なテイストでコーヒー豆の味をストレートに味わうことができます。こだわりのコーヒー豆は、高松市松縄町の焙煎所「クラフトマンズファクトリー」から仕入れているそう。カップにおよそ2杯分のコーヒーが楽しめる上に、パウンドケーキやクッキーなど約3種の2代目店主渾身(こんしん)の焼き菓子が付いたお得なセットです。

『MIXジュース』600円

レトロなジョッキグラスに入った『MIXジュース』は、たっぷりの牛乳とバナナをベースに旬のフルーツを取り入れたオープン当時からの定番メニュー。懐かしさを感じる優しい味わいにほっこりすること間違いなし。そのほかレトロ感が漂う『メロンソーダフロート』(600円)も見逃せません。思わず写真に収めたくなっちゃいますよ。

自然あふれる郊外にあり、どこか懐かしさを感じる癒やしのログハウス喫茶「cafe 歩笑(ぽえむ)」。高級ホテル仕込みのスイーツメニューが新たに登場し、オープン当時からの常連やご近所さんに加え、デザート目当てで訪れる新しい人たちでにぎわいを見せています。

■詳細情報

■DATA

cafe 歩笑(ぽえむ)

所在地
香川県高松市鬼無町是竹144-2
電話番号
087-870-5671
営業時間
10:30〜18:00(L.O.17:30)

【高松】「ごはんとおやつの店 とんとん」のキュートなクッキーは必見♪手作りランチとスイーツも満足度大

「ごはんとおやつの店 とんとん」

高松市香川町にあるカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」は、ことでん一宮駅から徒歩で約15分、行寺池の土手沿いにあります。県道172号線からアクセスする時は、二本坊バス停がある十字路で看板を見つけたら西へ。

向かって右側の店舗はドッグサロン「マシュリ」で、駐車場は共用になっています。駐車スペースが限られているので、グループで利用する時は乗り合わせての来店に協力を。

店主の希望やイメージが盛り込まれたシャビーシックな味のある内装デザインやインテリアは、香川県内のオシャレカフェを数多く手がける「dragon factory(ドラゴンファクトリー)」によるもの。どこか懐かしく郷愁を誘う雰囲気で、つい長居してしまいそう。

列車のボックス席を彷彿(ほうふつ)とさせる壁際の2人席にはミラーが取り付けられていて、圧迫感を極力抑えているのもさりげない技ありポイント。

どの席に座っても、それぞれ異なる居心地の良さがあります。入り口近くのソファ席は落ち着いた空間でグループ利用にぴったり。

長年、高松市内で飲食店を営んでいたオーナー夫妻。自宅の敷地を建て替えた現在の店舗は2014年にオープン。店名の“とんとん”は、まな板の上で食材を切る音から取ったそうで、調理人ならではの聞きなじみのある音が屋号となっています。

ランチはどれもボリューミーで大満足!

『日替わりランチプレート』1,300円

終日オーダー可能なランチはすべてサラダ、ドリンク、ミニスイーツ付きでどれもボリューミー。人気の『日替わりランチプレート』は、当日のメイン2種類、副菜が約5種類、サラダがワンプレートになっていて、みそ汁とご飯が付きます。ひき肉から手作りする麻婆豆腐とペンネグラタンは、固定ファンもいるレギュラー品。甘みがあって野菜を引き立てるドレッシングも自家製です。

当日のメイン2種類は店頭の黒板をチェック。取材日は、ぷりぷり食感が食べ応えばっちりな“鶏もものハチミツマスタード焼き”と、衣がサクッと中はふっくらな“桜鯛のフライ”でした。レモンの酸味がしっかり効いた手作りのタルタルソースでさっぱりいただけます。過去には、ハンバーグやエビフライ、手羽元の唐揚げなどが登場。

取材日のミニデザートはコーヒーゼリー。ランチの小鉢だけでなく、デザートも含めてちょっとずついろいろ楽しめるのがうれしいですね。

『うめジュース』

どのランチにも付くドリンクは、コーヒー、紅茶、うめジュースから選べます。この中で一際目を引く『うめジュース』は、毎年約130kg分を店主自ら仕込む、梅の甘露煮を使っています。ぜひ果肉も味わって。

『焼きカレーランチ』1,200円

ミニフライパンで熱々のまま提供される『焼きカレーランチ』は、白米の上に奥さまお手製のカレーとチーズがたっぷり。フレッシュトマトがアクセントになって、すっきりしつつ、うま味もバッチリ。

カレーは、ゴロゴロっと食べ応えあるチキンとスパイシーな味わいが食欲をそそります。ほのかに感じられる甘みは、自家製の完熟梅ジャムによる隠し味。

『パスタランチ(もちもちたらこ)』1,300円

取材日の『パスタランチ』は“たらこ”と“もちもちたらこ”の2種類から選べました。どちらもベースは同じで、揚げ餅のトッピングがあるかないかの違いです。奥さまは、餅にタラコと醤油(しょうゆ)を合わせるのが大好きだそうで、それをパスタで表現したのがこちら。以前のお店「トマト」で長年人気だったメニューが引き続き味わえますよ。

トッピングの揚げ餅の食感が良く、バゲットも付いているのでお腹いっぱいに!パスタは過去に、ペペロンチーノやゆずたらこ、冷製トマトなども登場したそう。

スイーツも満足度の高い仕上がり

『おひとりさまシフォンケーキ』650円、『コーヒー』450円

シンプルながらもインパクト大なビジュアルにノックアウトされちゃう『おひとりさまシフォンケーキ』は、インスタ映えするとっておきスイーツ。ホールの形でまるまる独り占めできるなんて、とっても贅沢感がありますね♪センターに鎮座する“とんとんクッキー”は何というかわいらしさでしょう。

ふわふわしつつ密度が高めなシフォン生地の甘さと、自家製の塩バターキャラメルソースの香ばしさ、アーモンドスライスやクルミの風味が絶妙なバランス。ふわふわシフォンなのでペロリと完食できますが、シェアしてもOK。ボリュームといい、ビジュアルといい、控えめに言って“コスパ抜群”です!

『クレープ(チョコレートソース)』950円

自家製塩バターキャラメルソースかチョコレートソースを選べるクレープは、ガレット風の盛り付けで提供されるのが特徴。オーダーが入ってからクレープ生地を焼き上げるので、できたてのおいしさを味わえます。

旬の生フルーツをふんだんに使用していて、見た目も味も満足度の高い一品。しっかり食べ応えのあるクレープ生地にチョコアイスがよく合います。今までに柿やイチジクなども使われたそう。季節のフルーツもお楽しみあれ。

14:00からラストまでの間は、リードを付けて膝の上で抱いていればテラス席で愛犬とカフェ利用OK。犬用のクッキーやケーキといったおやつも販売されています。カボチャやジャガイモなど、体に優しい素材を使い、手間暇かけた手作り品も。犬用ケーキは2週間前までに電話で予約を。

オーナー夫妻の娘さんが経営するペットトリミングサロン「マシュリ」も併設しています。かわいいペットグッズの販売もあるので気になる人はのぞいてみて。

郊外でのんびり落ち着ける癒やしカフェ「ごはんとおやつの店 とんとん」。オシャレで魅力的な空間で、手作りランチとスイーツを味わう大満足の時間を。

■詳細情報

■DATA

ごはんとおやつの店 とんとん

所在地
香川県高松市香川町大野2381-7
電話番号
087-885-3451
営業時間
平日/11:00〜15:30(L.O.15:00)
土・日曜、祝日/11:00〜16:00(L.O.15:30)
1グループ1台での乗り合わせに協力を
予約は11:30までに入店可能な場合のみ電話で受け付け

【高松】さぬきこどもの国で「こどもまつり」開催♪ワークショップやキッチンカーなどワクワク満載

GW後半戦、こどもの日を含めた5月3日(金・祝)~5日(日・祝)は、香川県唯一の大型児童館「さぬきこどもの国」へGO3日は香川県内の児童館が集結する「児童館フェスティバル2024」、4日・5日は遊びのワークショップがめじろ押しの「こどもまつり2024」が開催されます。

「児童館フェスティバル」では、スーパーボール作りさかなつりなど、7種のワークショップがスタンバイ。わくわく児童館1階のこども劇場では、午前中、小・中学生によるミュージックベルの演奏など3つのステージが繰り広げられます。

「こどもまつり」では、「おもちゃ」をテーマとした遊びの体験ブースが多数。4日には森の木の実すくいや、葉っぱのバッジ作りなど、5日にはキューブパズルダンボールカー作り射的など、思わず夢中になるワークショップが盛りだくさん♪
朝から夕方まであっという間に過ぎること間違いなし!

3日間とも、キッチンカーが登場します。
たくさん遊んで心を満たすのと一緒にお腹を満たすこともお忘れなく♪

キッズはもちろん、大人も童心に帰って楽しめるイベントへ、ぜひ訪れてみて。

※5月3日~5日は臨時駐車場(さぬき空港公園アドベンチャーゾーン駐車場)とピストンバス(無料)があります。
※臨時駐車場の利用時間は10:00~18:00

詳細はこちらをチェック!
➡︎「児童館フェスティバル2024」「こどもまつり2024」(PDF)

【高松】ひだまりかき氷スタンド「喫茶セトウチ」のまんまるホットケーキ♪自家製ソースで召し上がれ

・ひだまりかき氷スタンド「喫茶セトウチ」

ことでん花園駅から徒歩10分、おしゃれリノベに定評のある「ひだまリ不動産」が手がける「ひだまりあぱーとめんと」の一角に「喫茶セトウチ」はあります。夏季だけ営業する「ひだまりかき氷スタンド」が、例年10月から4月までクローズしていたお店を一年中オープンしたいという思いから、新たな店名とメニューで2023年10月にスタート。秋・冬・春だけみんな大好きホットケーキを味わえます。

かわいいイラストが描かれた看板を目印に細い路地裏を進むと、秘密の抜け道のようでわくわく感が高まります。

入り口で足元を見ると、”HELLO”の文字がお迎え。おしゃれなペイントに思わず写真を撮りたくなるスポットです。

店内はナチュラルでおしゃれな空間。壁や棚に飾られたドライフラワーのスワッグやフルーツが入ったビンのインテリアにオーナーのセンスを感じます。カウンター席でインテリアを眺めて部屋づくりのヒントをもらうもよし、窓際で目の前の公園の木々を眺めるもよし。外のテラス席では犬の散歩中に立ち寄った人や子ども連れの姿も見られます。

コンセプトは、瀬戸内の食材にこだわった地産地消。提供するメニューのフルーツ、小麦粉、和三盆など、素材はすべて瀬戸内産のものを使い、瀬戸内の恵みを味わいに幅広い世代の人が訪れます。

・おやつの時間にまぁるいホットケーキが登場

『ホットケーキ』800円

香川県ではおなじみ讃岐うどんのために開発された小麦粉「さぬきの夢」とバターを贅沢に使用した、看板メニューの『ホットケーキ』。厚みのあるホットケーキと上にぽてっとのったバターのビジュアルが抜群にキュートです。
やわらかめの生地をセルクル型に流し込み、じっくりと20分ほど焼くので、時間に余裕を持ってオーダーを。

かき氷にも使用している、フルーツを砂糖と一緒に煮詰めた自家製コンフィチュールをホットケーキに添えていただくスタイル。葉っぱに書かれたメッセージはまるで絵本のような世界観で、思わずキュンとすること間違いなし♪取材日のコンフィチュールはキウイ、レモン、リンゴ、イチゴ、ミカン、和三盆になる前の白下糖(しろしたとう)の6種類。生地そのもののほんのりした甘さを楽しんだり、すべてのコンフィチュールを味わったりと、楽しみ方は十人十色。季節限定のコンフィチュールもあるのでお見逃しなく。

一番人気は白下糖(しろしたとう)。これは香川特産の高級砂糖・和三盆になる前の黒糖の一種です。プラスでレモン果汁を絞るのがイチオシの食べ方で、コクのある優しい白下糖の甘さとレモンの酸味が絶妙にマッチして、食べる手が止まらなくなること請け合いです。おやつの時間はもちろんのこと、分厚いホットケーキが2枚とボリューム満点なのでランチとしてもおすすめ。
5~9月は「ひだまりかき氷スタンド」としてかき氷メインとなり、「喫茶セトウチ」はお休みなので要注意。詳しい情報は公式Instagramをチェック!
➡︎公式Instagramはこちら

・和三盆ラム香る昔ながらの喫茶店プリン

『和三盆プリン』500円

優しい甘さの昔ながらのかためのプリン。上にたっぷりのったクリームは、琴平町の日本酒の蔵元「西野金陵」が手がける和三盆ラム入り。口当たりがまろやかなクリームを口に運ぶと、ふわっとラムの香りを感じます。横にちょこんと添えられたひだまり不動産のキャラクター「うっちゃん」のクッキーのコミカルな表情も楽しんで♪

・瀬戸内のフルーツたっぷり♪人気のふわふわかき氷

『かき氷(和三盆レモン)』900円

まんまるなフォルムがSNS映え間違いなしのかき氷。三豊産レモンの果肉がしっかり入った和三盆レモンは、爽やかな酸味とちょっぴり苦味も感じる風味豊かな味わい。中にヨーグルトソルベが仕込まれていて、甘さと相性抜群です。上にトッピングされているのは、ポリポリ食感が楽しい和三盆糖の粒。

氷を削る様子を目の前で見られるのもうれしいポイント。ふわっふわのかき氷がだんだんとでき上がるライブ感にテンションアップ!まだ削るの!?と思うほどこんもりと大きくなるかき氷にビックリするかも?
5月から9月はかき氷がメインメニューになるので、ひんやりスイーツを堪能して♪

・スイーツと一緒に飲みたいこだわりドリンク

『いちごクリームソーダ』700円

爽快感のあるシュワシュワの炭酸とイチゴの果肉をたっぷり感じるクリームソーダ。上にのっているのは、バニラアイスかと思いきや、甘酸っぱくさっぱりした味わいのヨーグルトソルベ。甘過ぎないので、最後まで飽きずにいただけます。赤色がかわいいイチゴのほか、『レモンクリームソーダ』『キウイクリームソーダ』『ゆずクリームソーダ』(各種700円)と豊富なラインアップ。ソルベをのせない『フルーツスカッシュ』(500円)もありますよ。

『コーヒー』500円

オーダーが入ってから豆を挽(ひ)き、エスプレッソマシンで抽出後、お湯で割って提供するスペシャティコーヒー。豆は東京都渋谷区にある「Brewman Tokyo(ブリューマントーキョー)」のもので、なんとコーヒー抽出の国内競技会「ジャパンブリューワーズカップ2022」で優勝した実力派のお店から仕入れています。コーヒー目当てに訪れたくなるほど、ひと口飲むと虜になりますよ。

夏だけでなく一年中楽しめるようになった、ひだまりかき氷スタンド 「喫茶セトウチ」。瀬戸内の味覚に舌鼓を打ちながら、穏やかな時間が流れる空間で至福のおやつタイムを過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

HIDAMARI KAKI-GORI STAND(ヒダマリカキゴオリスタンド)「喫茶セトウチ」

所在地
香川県高松市観光町536 ひだまりあぱーとめんと6号室
営業時間
HIDAMARI KAKI-GORI STAND
11:00〜17:00(L.O.16:30) ※繁忙期は時間変更あり、詳しくはInstagramで確認を

HIDAMARI KAKI-GORI STAND「喫茶セトウチ」
平日/12:00〜17:00(L.O.16:30)
土・日曜、祝日/11:00〜17:00(L.O.16:30)

【高松】牟礼の「SHIN cafe(シンカフェ)」は鶏肉ランチと自家製スイーツが注目の穴場店

・「SHIN cafe(シンカフェ)」は「とり心」の平日限定カフェ

高松市牟礼町大町にある「SHIN cafe(シンカフェ)」は、居酒屋「大衆やきとり とり心」の昼の顔として、 平日のみ営業。 夜は居酒屋、昼はカフェとして2022年11月にオープンしました。ことでん塩屋駅から徒歩約7分。少し入り組んだ場所にあるので、車の場合は進入ルートに戸惑うかもしれませんが、店舗南側から入ると舗装された駐車場が現れます。

案内板を頼りに、階段を上った先にある2階の扉を開けると店内へ。「大衆やきとり とり心」を利用したことがある人には説明不要ですね。ちなみに店名の「SHIN cafe(シンカフェ)」は“とり心のカフェ”という意味もありつつ、“小さな子ども連れの人も気兼ねなく心からゆっくりできる時間を過ごしてほしい”という思いも込めて“心=シンカフェ”と名付けられました。

外観からは想像できないほど、開放感たっぷりな空間。ソファ席や広々としたテーブル席など、どの席でもゆったりくつろげます。

外のウッドデッキはペット同伴で食事可能。晴れた日は外に出ると気持ちいいですよ。大きなガラス窓から光がたくさん入ってきて明るい雰囲気。

防風林の隙間から志度湾を望めます。喧騒(けんそう)を忘れ、のんびりとカフェタイムを満喫できる穴場スポットです。

新鮮な鶏肉がメインの『週替わりランチ

『週替わりランチ』1,200円

『週替わりランチ』のメインは常に鶏肉ですが、週ごとに異なる調理法でさまざまなバリエーションが楽しめます。鶏肉は卸業者から直接仕入れているので鮮度バツグン。
ランチにはスープとドリンクが付き、追加オプションでデザートも選択可能。ちょっぴりお得な値段で、スイーツメニューのほぼすべてがチョイス対象です!パフェもあるので、お腹に余裕のある人はぜひ。

取材日のメインである『玉ねぎタレチキン』は、ジューシーな鶏肉とさっくり軽い衣のバランスが良いから揚げ。甘めの自家製ダレから新タマネギの香りがふわっと広がります。メインは過去に『ハニーマスタードチキン』『トマトチキン』『油淋鶏(ユーリンチー)』などが登場したことも。

日替わりの副菜は約3種がプレートにのります。ゴロゴロとしたジャガイモが存在感たっぷりなポテサラはクリーミーで酸味が程よいバランス。カボチャの煮物は発色が良く、丁寧に作られていることが垣間見られます。旬の野菜を取り入れる品々はどれも繊細な仕上がり。

また、小学生以下向けの『キッズプレート』(850円)は、ソフトドリンクと選べるデザート付き!『キッズドリンク』(各種100円)や『キッズアイス』(200円)もあるので、子連れファミリーにも優しいお店です。

座敷キッズメニューおむつ替え台
個室離乳食持ち込みベビーカー入店
キッズスペース子ども用食器喫煙
授乳スペース子ども用イス

鮮度の高いコーヒーとともに自家製スイーツを楽しんで

店主はもともとお菓子作りが好きだったということもあって、スイーツメニューは豊富な品ぞろえ。スコーンやプリン、ガトーショコラ、チーズケーキなど定番品に加え、季節限定メニューにも注目です。過去には『バレンタインプレート』『春のいちごプレート』『いちごパフェ』『ショコラパフェ』『キャラメルショコラパフェ』などが登場。イチゴは三木町の農家から直接仕入れているそうですよ。

『SHIN cafe ブレンド』510円

コーヒー豆はすべて、高松市木太町にある「BLUE SPOON COFFEE ROASTERS(ブルースプーンコーヒーロースターズ)」のもの。鮮度を大切にし、焙煎して1週間以内のものしか使用しないという徹底ぶり。同店オリジナルの『SHIN cafe ブレンド』は、中煎りの豆でスッキリとしたフルーティーな風味が特徴。余計な苦味や雑味を感じず、うま味を引き出しています。デザートの甘みを引き立ててくれる深煎りの『Sweet ブレンド』(510円)もおすすめ。豆自体の販売もしているので、気に入った人は購入してみて。

『ティラミスパフェ』680円

『ティラミスパフェ』は、通年楽しめるリッチなスイーツ。鮮度の高い豆から1杯ずつ抽出したエスプレッソのコーヒーゼリーは、程よいビター感もありつつさっぱりとした口当たり。マスカルポーネクリームとバニラアイスのコクに、サクサクとしたクランブル生地の食感がアクセント。

ゼリーのゼラチンも固過ぎず、するすると食べ進めやすいパフェです。ランチの後でも意外とペロッと完食できるかも!

『焼きたてスコーンプレート』560円

注文を受けてから焼き上げるスコーン各種は、いつでもできたてのおいしさを楽しめます。20〜30分かかるので、早めに注文しておくといいですよ。
『焼きたてスコーンプレート』は黒板から好きなものを2つ、ジャムはイチゴかブルーベリーから選べます。プレートにはクリームやアイスも付いているので、いろいろなトッピングを試してみては。

左から『あんバターサンド』300円、『たっぷりバターのミルフィーユスコーン』320円

スコーンの種類はその日によって異なりますが、約4種類がスタンバイ。『あんバターサンド』は、コロンと丸いこしあんのビジュアルがキュート!プレーンのスコーンはバターミルクパウダーでミルキー感があり、表面カリッサクッと、中はしっとり。

『たっぷりバターのミルフィーユスコーン』は、パイ生地のようにバターとスコーン生地を織り込み、ふっくら焼き上げたもの。バターのコクと生地のさっくり感がより一層味わえます。程よい甘さで素材の風味をシンプルに感じられる一品。

『美味チーズケーキ』500円

『美味チーズケーキ』はベイクドチーズケーキ寄りの方向性でありながら、かなり密度が高めなテリーヌ状のなめらかテクスチャ。チーズの濃厚さを存分に堪能できます。甘さの中にほんのり酸味が現れ、さっぱりとした後味。小ぶりですが、味の存在感と満足感は十分!手土産としてや、外でも食べやすいよう、瓶タイプのチーズケーキも登場予定だそうです。

インテリアにもなっている絵の数々は、画家の作品で販売もしています。アート好きな人は要チェック。

「SHIN cafe(シンカフェ)」は子ども連れも利用しやすい平日のみの穴場カフェ。ケーキ類やスコーンはテイクアウトOK。新鮮な鶏肉ランチや自家製スイーツを味わってみて。

■詳細情報

■DATA

SHIN cafe(シンカフェ)

所在地
香川県高松市牟礼町大町971-5-2階
電話番号
090-6286-1020
営業時間
11:00〜16:00

【高松】「カトルカール」は野菜たっぷりランチやボリューム満点パフェなどメニュー豊富なカフェ

居心地の良いカフェ「Quatre Quarts(カトルカール)」

高松市林町にある「Quatre Quarts(カトルカール)」は、高松中央ICバスターミナルから徒歩で約3分のところにあるカフェ。高速道路の高架脇に入った少し奥まっている場所なので道中は少し戸惑うかもしれませんが、店までたどり着くと駐車場は広いのでご安心を。ことでんバスの場合は、高松中央インター北バス停または大池バス停から徒歩約4分。

店名の「Quatre Quarts(カトルカール)」はフランス語で“4分の4”という意味で、「気軽においしい料理とドリンクが楽しめる店」「おしゃれな空間と音楽」「笑顔のおもてなし」「また来たいと思ってもらえる気持ち」の4つが1つになる店を常に目指し頑張っていると店主は言います。

2007年にオープンし、10年後の2017年にリノベーションされた店内。長く愛されている高松の癒やしスポット。レジ前には手芸品などの雑貨も販売されています。

1人でも利用しやすいカウンター席も完備。以前は週末の夜営業もしていたので、バルのような雰囲気も。

のんびりくつろげる板の間席は、赤ちゃん連れのファミリーやママ友ランチ会にぴったり。ついつい長居してしまいそうな空間です。

テラス席はペット同伴可能。愛犬を連れてカフェを楽しめます。肌寒い季節でも、防風カーテンやストーブ、ブランケットが用意されていて至れり尽くせり。半透明の屋根もプラスされたので、雨が降っても安心ですね。

約5人が座れるテーブル席の個室は、家族や友人との集まりにもってこい。来店時に空いていれば予約しなくても利用可能です。ちなみにお店を建てる際、設計士がこだわったポイントはトイレ!広々としたトイレ空間にもご注目あれ。

・ランチプレートはどっちを選ぶ?

『お昼ごはんプレート』1,300円

人気メニューである『お昼ごはんプレート』のメインは、当日黒板に書かれている2パターンから選べるスタイル。メインはそれぞれ2種類ずつ付いてくるので、副菜なども含めていろんな味を少しずつ楽しめるのが特徴です。しかもミニデザートとドリンク付き。プラス350円で自家製ケーキかソフトクリームにバージョンアップできますよ♪

取材日のメイン“サツマイモ照りバーグ”は、ハンバーグのパテにサツマイモがゴロゴロと入っています。フワッと鼻に抜けるナツメグ系のスパイスと、ホクホクとしたサツマイモの食感や甘みがいいバランス。

“菜の花とニンジンの肉巻き”は、彩りとともに春を感じられる一品。野菜にも下味がほんのり付いていて、まとまり感のあるうま味が口いっぱいに広がります。

副菜3種類とだし巻き卵、サラダ、漬け物などもワンプレート内に。切り干し大根はマヨネーズとキュウリを和えてさっぱりとしたサラダスタイル。どれもみそ汁とご飯に合うよう、和を意識した野菜たっぷりな献立となっています。

店名にもなっている“カトルカール”は小麦粉、バター、卵、砂糖の4つを同量ずつ使用するバターケーキ(パウンドケーキ)のフランス名でもあり、同店でも味わうことができます。取材日のプチデザートはチョコバージョンのカトルカールでした。バターと砂糖を丁寧に擦り合わせているのでキメが細かく、舌触りの良いテクスチャに仕上げられています。ランチにちょこっとデザートが付いてくるとうれしいですね。

『スペシャルランチプレート』1,750円

毎日数量限定の『スペシャルランチプレート』は、自家製ローストビーフが魅力的。サラダ、副菜2種類、だし巻き卵、みそ汁とご飯付き。そしてこちらのメニューは、3種類から選べる自家製のケーキまたは、パリパリチョコソースがかかった濃厚ソフトクリームのデザートをチョイス可能。スイーツまでしっかり食べたい人におすすめです。もちろんドリンクも付いていますよ。

肉のうま味がしっかり感じられる満足度の高い自家製ローストビーフは、オニオンソースとも相性バッチリ!お箸が進む味わいです。

季節の野菜を取り入れるキッシュは、パイ生地のバターと表面の焦がしチーズのコク感がしっかり感じられる一品。絶妙な焼き加減による卵の凝固感と、しっとりとしたテクスチャに技を感じます。キッシュの具材も頻繁に変わるのでお楽しみに!

『ご飯ランチBOX』1,000円

2段BOXになっているテイクアウト品の『ご飯ランチBOX』は、3種類のメイン、サラダ、だし巻き卵、副菜3種類を詰め込んだお得な弁当です。メインの中身は、当日のランチメニューからのおまかせ。11:00〜14:00の受け取り時間に合わせて作られるので、温かいものを受け取れます。
取材日のメインは、牛肉と糸コンのチャプチェ、ベーコン入りポテトコロッケのタルタルソースがけ、菜の花とニンジンの肉巻きでした。

みそ汁とミニデザートセットまたは、ドリンクとミニデザートセットもプラス200円で選べます。カツオの出汁(だし)が効いているみそ汁でほっこり落ち着くのもアリ。ちなみにテイクアウトできるメニューは、お弁当とミニパフェのみです。

自家製スイーツでカフェタイム

同店の自家製ケーキは、ロールケーキ、チーズケーキ、タルトケーキの3タイプがスタンバイ。それぞれ季節によって内容が異なります。イチゴの時期は、高松市飯田町のイチゴ農園「スカイファーム」から仕入れる新鮮なイチゴを使用。ケーキはテイクアウトに対応していないので、ぜひ店内で味わって。

ソフトクリームの単品はランチタイムでも注文可能ですが、その他のスイーツメニューはランチが落ち着く14:00からオーダー開始となります。ケーキとドリンクをセット注文すると100円引きになるのでお見逃しなく!

『ロールケーキ』450円

ケーキ類は旬のフルーツがデコレーションされるので、より満足度の高いプレートに。シフォンケーキの生地をアレンジしたロールケーキは、もっちりしっとりしていて絶妙なテクスチャです。ホイップクリームのコクがよく合っています。

『ブレンドコーヒー』480円

深みのあるコクと香りが良い、オリジナルブレンドのコーヒーはケーキにぴったり。その他、カフェラテなどのエスプレッソマシンメニューや、ポットサービスの紅茶なども。

『キャラメルちょこバナナのぱふぇ』900円

ソフトクリームを存分に楽しめる“ぱふぇ”シリーズは、とてもボリューミーでスイーツ好きにはたまりません。シーズンごとに登場する限定ぱふぇを楽しみにしている常連客も多数いるそう。オープン以来ずっと定番人気の『キャラメルちょこバナナのぱふぇ』はキャラメリゼしたバナナやバニラビーンズ入りアイス、ソフトクリームにキャラメルソースとチョコソースがたっぷり!

ソフトクリームは北海道ソフトの濃厚さと、さっぱり系ソフトでバランスが取れるよう、何度も試食をして試行錯誤した独自ブレンド。コクを感じつつ、後を引かないスッキリ感がGOOD。サクサクのコーンフレークが食感のアクセントに。

刺さっているのは、自家製キャラメルクルミのブラウニー。ホロホロとしたしっとりテクスチャがソフトクリームに合います。ランチ後に食べたいけど、量が心配という人は、“miniぱふぇ”という選択肢も。

オーナー夫妻は車好きなので、それぞれお気に入り車種のスケールモデルがインテリアとして置かれています。店内を探してみて。そして同じく車好きな人は奥さまに話かけてみて♪

どの空間も居心地が良い「Quatre Quarts(カトルカール)」は高松で長年愛されているカフェ。ほっこりとランチやスイーツを楽しんでみませんか。行ったことがある人も、新たな味に出合えるかもしれませんよ。

■詳細情報

■DATA

Quatre Quarts(カトルカール)

所在地
香川県高松市林町2007-1
電話番号
087-865-4727
営業時間
11:00〜16:30(L.O.16:00)