【高松】「四国キャンピングカーフェア2024秋」開催!西日本最大級規模の展示で、自由を体感!

西日本最大級のスケールを誇る「四国キャンピングカーフェア2024秋」が、今年も3日間にわたって開催されます。10月12日(土)〜14日(月・祝)の3連休は、家族で岡モータースへ!出展は30ブランド以上、90台以上の実車が並ぶとあって、圧巻の光景が広がります。

ひと言でキャンピングカーといっても、手軽なコンパクトモデルから家族みんなが快適に過ごせる大型モデルまで実にさまざま。軽自動車をベースに機動性と経済性に優れた「軽キャンパー」、キャンピングカーの王道スタイルである「キャブコン」「バンコン」、豪華で上質、そして歴史のある「輸入車モーターホーム」などの新車・中古車がずらり。中にはリビングスペースやベッド、キッチン、シャワー、トイレ、ソーラーパネルなどがそろっているものもあり、まさに“移動する家”として大活躍。アウトドアレジャーを楽しむだけでなく、最近は防災の観点からも注目されています。非常時の避難所として、プライベートな空間やライフラインの確保が可能。家族を守るための“備え”、第2のリビングとして一家に一台検討してみては?

3日間とも来場者にはプレゼントがあるほか(数量限定・なくなり次第終了)、イベント限定の成約特典も。期間中だけの展示車両も多数あるので、来て見て乗って、確かめて。

※展示車両は予告なく変更する可能性があります

【高松】「masshiro(まっしろ)」雑貨が並ぶオシャレなカフェで日常に彩りを

・「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」

高松市一宮町の住宅街に佇む「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」。

香川有数のパワースポットとして、県内外から多くの人が訪れる田村神社から、県道175号を北へ進み、交差点を越えると白い箱のような、キューブ型のお店が見えてきます。道沿いにのぼりと小さな看板が出ていれば、営業中のサイン。駐車位置はブロックが置いてあるところを目印に。

店名の通り、真っ白な外観は、青空の下で光を反射して輝いているようにも見えます。真っ白なキャンバスに絵を描くように、日々の暮らしにたくさんの彩りを添えたいとの思いを込め、インテリアなどを手がけるデザイン事務所・MiWILL MODEが2021年の6月にオープンさせました。

壁やいすも白で統一された明るい店内では、カフェスペースで食事を楽しむことはもちろん、デザイナーでもあるオーナーがプロデュースやセレクトした雑貨が並んでいます。ここでしか扱っていない商品も多く、スタッフと相談しながら贈り物を選ぶお客さんも珍しくないそうです。

大きな窓からはたっぷり太陽の光が差し込み、どの席に座っても窓の外に広がるのどかな田園風景を眺めることができます。洗練された空間ながらも、どことなくのんびりとリラックスできる雰囲気で、お茶がてらおしゃべりにも花が咲きそう♪

・こだわりの詰まったアクセサリーや雑貨を要チェック!

雑貨屋をやってみたかったというオーナーの昔からの夢が、お店を始めたきっかけの一つ。作り手の思いが込められたハンドメイド作品を中心に、アクセサリーや布小物など、日常に彩りを添えてくれるすてきなアイテムが並んでいます。

カーテンの生地で作られた丈夫でおしゃれなポーチは、作家とのコラボによるオリジナル商品。丁寧な手仕事を感じられる上、幅広い年代の人に使いやすいデザインなので、贈り物としても喜ばれそうです。

・お腹も心も満たされる2種類のランチ

『本日のごはんプレート』1,300円

旬の食材をふんだんに使った『本日のごはんプレート』は、日替わりのおかずが盛りだくさんなボリューム満点のランチです。新鮮な野菜や、彩り豊かなおかずが少しずつ食べられるのはうれしいポイントですね。

この日のメニューは、エビフライ、ズッキーニと豚肉のフライ、ピーマンの肉詰め、ナスの煮浸し、こんにゃくとごぼうの煮物、アスパラとパプリカのピクルス、ポテトサラダと食べ応えもありつつ、バランスがとれたラインアップ。

手羽元がホロホロになるまで煮込まれたスープは、コラーゲンたっぷり♪軟骨までキレイに食べられます。辛過ぎないスパイシーなカレー風味が人気の一皿です。

お店で一から手作りすることを大切にしている同店。献立はスタッフ間で相談しながら作り上げているそう。美しい彩りや盛り付けからも、食べる人を思う気持ちが伝わります。

『本日のWキッシュプレート』1,500円

好きなキッシュを2つを選ぶことができる『本日のWキッシュプレート』。この日はエビとアスパラのキッシュとチキンとトマトのバジルソースキッシュをセレクト。あらかじめ焼かれたキッシュを、オーダーが入ってから2度焼きしているのでアツアツの状態で提供されます。

クリーミーで優しい風味のエビとアスパラ、濃厚なチキンとトマトのバジルソース、異なる味が一度に楽しめる欲張りなランチ。キッシュはすべて具材にエノキが加えられていて、ヘルシーで満足感もバッチリ。サラダにかけられたドレッシングまで自家製というこだわりようで、イタリアンとナッツの2種類から選べます。
「本日のキッシュ」は3種類ですが、時間によっては売り切れることも。季節に合わせて食材が変わっていくので、シーズンごとに新しい味と出会えますよ。

食事メニューは売り切れを除き、営業時間中はいつでもオーダー可能で、テイクアウトもOK。ドリンクやスイーツと一緒に注文すると100円引きになるのでお得です。
小学生以下限定のキッズプレートもあり、子ども連れにもポイント高し。

・カフェタイムでまったり&昼飲みもOK!

『コーヒーフロート』600円

はじめはアイスとコーヒーを交互に味わいながら、その後ゆっくりと混ざり合いカフェオレへと変化する定番の『コーヒーフロート』は、飲み終わるまで飽きることがありません。同店ではかき氷やスイーツも充実しているので、カフェタイムもゆっくり楽しめます。

『ティートフィズ フレスカ』650円

明るい時間からお酒はいかが?大人にうれしいアルコールメニューもそろっていて、バー使いにもおすすめの同店。果実の風味が濃縮されたドライフルーツティー「ティート」を使ったカクテル『ティートフィズ』は魅惑のカラーリングと、フルーツの甘酸っぱさにときめきます。フレスカはティート風のレモネードで、フレッシュな飲み口。アロエやドライクランベリーをスプーンで味わいながら飲み進めます。
ほかにストロベリーやピーチなどのフレーバーも用意。お酒が飲めない人にはノンアルコールの『ティートソーダ』もあるので、初めてのティートを味わってみては?

「ティート」(1袋50g・994円)は購入も可能です。カフェインレスなので、妊婦さんや子どもも飲めるそう。ティータイムや就寝前に、香りを楽しみながらフルーツの栄養を手軽に取り入れて、ちょっぴり贅沢気分に♪

・スイーツは予約をすれば特別仕様にも

『お誕生日ケーキプレート』1,350円~

1週間前までの予約でオーダーできる『お誕生日ケーキプレート』は、予算に合わせたデザートの盛り合わせに、メッセージを添えてサプライズを演出できます。
自家製イチゴシロップがトッピングされた『バニラアイス』(300円)。高松市塩江町・光春堂の『シフォンケーキ』(450円)。ココナッツシュガーを使用し、香ばしくさっぱりとした甘みの『チーズケーキ』(480円)は、単品でもオーダーOK。紅茶やコーヒーと一緒にどうぞ。

1人前1,300円から5〜10人に対応したオードブルのオーダーもできるので、大切な人とのお祝いにピッタリ。貸し切り予約やレンタルスペースのサービスもあります。LINEの友だち登録をすれば予約もスムーズなので、活用してみて。

日常に彩りを添えるすてきなライフスタイルを提案してくれる「まちの小さな白いお店masshiro(まっしろ)」。女の子の憧れがぎゅっと詰まったような、かわいいお店へ出かけてみませんか。

■詳細情報

■DATA

まちの小さな白いお店 masshiro

所在地
香川県高松市一宮町787-7
電話番号
なし ※LINE通話のみ
営業時間
水~金曜/11:00~15:00
日曜/11:00~17:00
※営業時間は季節によって変更あり。詳細はInstagramで確認を

【高松】「KokoKasiko(ココカシコ)」カレーランチと喫茶スイーツが人気の癒やし空間

・ランチと喫茶の店「KokoKasiko(ココカシコ)」

高松兵庫町商店街の西の端、通称“ひろば”と県庁前通りの交差点の角に位置する「KokoKasiko(ココカシコ)」は、JR高松駅からもことでん片原町駅からも徒歩約10分でアクセスできるランチと喫茶のお店。2023年8月のオープン以来、ランチタイムともなると近隣のオフィスワーカーでにぎわいを見せています。

入り口正面にはキッチンカウンターがあり、左手奥には窓向きカウンター席、右側にはテーブル席が設けられています。街路樹の緑を借景に、通りの喧騒(けんそう)を感じさせないよう擦(す)りガラス風の加工がなされた窓から光が差し込む明るい店内です。

1人利用にもってこいの窓向きのカウンター席は5席。USBケーブルとコンセントがあるので充電しながらゆっくりと音楽を聞けるほか、ドリンクをいただきながらPC作業もはかどりそう。

入り口すぐのスペースは2人掛けテーブルが2つあり、友人や仕事仲間とのランチやお茶などにピッタリ。どのテーブルも明るくスタッフとの距離感が近くてぬくもりが感じられる造りがうれしいですね。

・喫茶タイムの看板メニュー「えび飯」

『えび飯』750円

店主の川上さん夫妻は岡山県の出身。兵庫や徳島、香川…“ここかしこ”と転勤の多かった会社を定年退職したのを機に、気候や住み心地の良さから香川に定住、第2の人生としてこの地にお店を開いたそう。これが店名の由来でもあります。喫茶メニューに岡山名物『えび飯』が入っている理由はふるさとの味だからなのですね。岡山は隣県とはうものの、高松では意外と目にすることの少ない『えび飯』。食べたくなったら「KokoKasiko」へgoです。

デミグラスソースとウスターソースで調味した同店オリジナルの黒い炒めご飯は、ソースやスパイスの香ばしさの中に甘さとウスターソースの酸味がクセになる味。

ライスの上には食べやすいサイズのプリプリのむきエビがたっぷりオン。彩りには錦糸卵が盛られています。酸味を帯びたライスとぷりぷりエビを一緒にかみめると口いっぱいに広がる独特の味わいを楽しんで

・奥深い味わいの「カレールー」です

『カレーセット(きざみトンカツ)』1,200円

ランチタイムはなんとってもサラダと水切りヨーグルトが付いた『カレーセット』(950円)がおすすめです。オリジナルカレーは具材とスパイスが溶け込んだスープ状のルーが特徴。うま味が凝縮されていて、スパイシー過ぎず、万人に好まれそうなマイルドなカレーです。取材時にいただいたのは“きざみトンカツ”をトッピングしたもの。当初このトンカツに合うカレーを目指して調合・開発したとご主人は話します。

その後、このカレーと相性の良いトッピングを探し続け『ハンバーグ』(200円)『目玉焼き』(100円)『鶏もも唐揚げ』(250円)など、少しずつメニューに加えているそうです。ご主人のおすすめは『なまたまご』(50円)を、ルではなくご飯に混ぜる“たまごかけご飯カレー”とのこと、ぜひお試しあれ。

ランチにはカレーセットのほか数量限定の日替わり『気まぐれランチ』があり、こちらに+200円でカレールーを付け足すことも可能です。

表立って宣伝はしていませんがとご主人が奥にしまってある段ボールを開け、取り出したのは10種類以上もあるスパイスの容器。突然スパイスの良い香りが店中に立ち込めます。利用者には喫茶タイムに、スイーツやドリンクを心ゆくまで満喫してほしいとの思いで、このエキゾチックなスパイスの香りをわざと封印しているんだそう。

・喫茶店スイーツも充実しています

『チョコバナナパフェ』800円

14:00からの喫茶タイムはスイーツのオンパレード。重厚なグラスにアイスクリームととろーりチョコレートソースがレトロモダンな『チョコバナナパフェ』のほか、『コーヒーゼリーONアイス』(600円)や『パンナコッタ』(350円)などがメニューに並びます。

主にスイーツを担当するのは奥さん。慣れた手つきでパフェを組みたてていきます。ランチタイムの忙しい時間帯以外は、カウンター越しに利用客と会話を楽しむ姿が印象的。店のムードメーカーとしてなくてはならない存在です。

『アイスオレンジティー』550円

オレンジ果汁とダージリンティー、2層のグラデーションが爽やかな『アイスオレンジティー』は、たっぷり大ぶりなグラスで飲み応え◎。店内手作りの『生バナナジュース』や色鮮やかな『クリームソーダ』(各600円)から、深入りの『ブレンドコーヒー』(400円)や『ココア』『チャイ』(各500円)まで豊富なメニューが取りそろえられています。

『フォンダンショコラ』650円

ワンプレートで満足度の高い『フォンダンショコラ』は、かわいらしい丸いチョコレートケーキにホイップクリーム、断面にキャラメリゼした生バナナが添えられます。どちらも濃厚なチョコレートケーキとの相性ピッタリです。

とろ〜りチョコソースがあふれ出してくる仕掛けのフォンダンショコラは、絶妙な温度で提供されます。見た目のかわいらしさでカメラに収めたくなる気持ちもかりますが、おいしいタイミングを逃さないで♪

岡山出身の夫婦が営む喫茶店「KokoKasiko」は、お得なカレーセットや日替わりセットが味わえるランチタイムも、2人の穏(おだ)やかな人柄に触れられる昼下がりの喫茶タイムもどちらもおすすめです。

■詳細情報

■DATA

KokoKasiko(ココカシコ)

所在地
香川県高松市兵庫町7-13
営業時間
ランチ/11:00〜14:00
喫茶/14:00〜17:00

【さぬき】「時の納屋」は大串半島の絶景カフェ♪香川の魅力が詰まったランチやスイーツが自慢

「時の納屋」は絶景と建築も見どころ

さぬき市の北端・大串半島の高台に位置する大串自然公園内に、絶景とランチやスイーツなどが楽しめるカフェ「時の納屋」が2024年6月30日にオープン。大串半島の活性化を目指し、さぬき市と民間企業が出資する株式会社「さぬき市SA公社」が立ち上げたプロジェクトです。

昔からこの場所に生育していた植物や樹木を植え直し、国立公園にふさわしい姿へと年月をかけて戻すことを設計のコンセプトとしています。コンクリートなどの人工的な構造物を極力使用せず、大串半島の石材や庵治石などで造成し、自然環境に優しい施設を心がけているそう。

メインアプローチの左手側道は第二駐車場へと続きます。駐車場から建物へは緩やかなスロープ状の「海の小径(こみち)」が整備されていて、車いす利用者も比較的アクセスしやすいルートです。

建築家・堀部安嗣氏の設計による建物は、杉材で組まれた天井の「挟み梁」が見ものです。タバコの葉を乾燥させる小屋“ベーハ小屋”をモチーフにし、風通しをよくさせる越屋根(こしやね)が付いているのが特徴。気候のいい時は開放される窓からは、瀬戸内海のパノラマビューも楽しめます。まるで屏風(びょうぶ)絵のような景色が広がり、心まで晴れ渡りますよ。

小豆島をはじめとする島々や、瀬戸内海を往来する船をのんびり眺めながら食事できる贅沢な空間です。

家具は、さぬき市で特注家具製造を行う木工職人の二宮靖夫氏が手がけます。建材と同じく杉で作られていて統一感のある風合い。建物と一緒に年月を重ねることで味のある色味に変化していくさまも見どころ。

ランチはどれも味わい深いものばかり

『樽のおにぎりランチ』1,300円

看板メニューは、開店と同時に売り切れる限定10食の『樽のおにぎりランチ』。さぬき市大川町で育ったお米のおにぎりや、地元の特産品で作ったおかずの数々、高松市のみその老舗「中屋醸造所」の白みそを使用したみそ汁など、香川県の“うまいもの”を堪能できる内容です。

メインの肉は、さぬき市寒川町の養豚・豚肉加工会社「七星食品」の“七星本気豚”。程よい弾力とクセのないうま味たっぷりな味がご飯のお供にぴったりです。さぬき市大川町の「かなたまキッチン(かなえ養鶏場)」の卵を使った出汁(だし)巻きは、見た目も味も上品。そのほか、エアリーでクリーミーな食感に仕上げたカボチャとレーズンのカレー風味や、ビネガーでマリネしたプチトマト、キュウリのわさび漬けなど、どれも手の込んだものばかり。おにぎりに添えられている金山寺みそは、さぬき市長尾町にある「松原商店」の天然醸造品だったり、しらすの佃煮もさぬき市津田町の「大塩水産」のものだったりと、細部までこだわりを感じます。

メニュー名にもなっている樽は、三木町の「谷川木工芸」による伝統工芸品の“讃岐桶樽”。建物や家具と調和する国産杉が使われています。

『牛すじカレー』1,200円

同じく大串半島にある「さぬきワイナリー」で販売されているワインと、高品質な黒毛和牛の牛すじを煮込んだ『牛すじカレー』も定番品。使用しているワインの銘柄は「日本ワインコンクール 2024」で銅賞を受賞した『ソヴァジョーヌ・サヴルーズ 2022』。香川大学農学部が開発したオリジナルぶどう品種「香大農R-1」100%で醸造。通常のワインと比べてポリフェノール分が約2.5倍も含まれているそう。少し辛さを感じる欧風カレーテイスト。野菜もよく煮込まれていてうま味が溶け出しています。

『クロックムッシュ』800円

『クロックムッシュ』は、厚切りスライスのフワフワな石窯パンに、クリーミーなベシャメルソースとチーズがたっぷり。ナツメグの風味がしっかり感じられる本格派です。スライスタマネギの食感や生ハムのうま味、ディルの香りがマッチした一品。

所長お手製のケーキは必食!

さぬき市からの出向職員である所長の満濃さんは、もともとお菓子作りが趣味ということもあって、ハイクオリティーなケーキを作れる腕前の持ち主。ランチだけでなくスイーツもぜひ味わって。

『バスクチーズケーキ』600円

均一な焼き目が美しい『バスクチーズケーキ』は、ビジュアルだけでなく味からも丁寧さが伝わります。とてもなめらかで繊細なテクスチャから、しっかりとチーズの風味が感じられ、和三盆黒糖によるコクとキレのあるスッキリとした甘みでうまくまとめられています。カットだけでなく、ホールでも販売予定。

『スイーツプレート』1,500円

スイーツ好きな人にオススメなのは、数量限定の『スイーツプレート』。先ほど紹介した『バスクチーズケーキ』に加えて、プレートでしか味わえない季節のフルーツタルトがのった特別なプレート。シャーベットやフルーツで華やかに彩られています。ケーキにも「かなたまキッチン(かなえ養鶏場)」の卵や「三谷製糖」の和三盆、そのほかにもさぬき市を中心とした県産素材をふんだんに使用しています。

取材時のフルーツタルトは、さぬき市の「長谷ぶどう園」と「26farm」で採れたシャインマスカットがたっぷり。土台のタルト生地にはナッツの食感がプラスされ、ピスタチオの風味がしっかり感じられるクレームダマンドに、カスタードのコクが合わさって食べ応えもバッチリ。すっきり感とぶどうの濃厚テイストがクセになる「さぬきワイナリー」のぶどうシャーベットが付くのもうれしいポイント。

『瀬戸内ブルークリームソーダ』700円

『瀬戸内ブルークリームソーダ』は、瀬戸内海をイメージしたブルーに、白い雲のようなバニラアイス、鮮やかな赤いチェリーが映える一杯。そのほかコーヒーの『時の納屋オリジナルブレンド』(600円)や『高瀬の和紅茶』(600円)、「飯田農園」の濃厚な完熟すももを使用した『すももソーダ』(600円)や『すももティー』(600円)など、ドリンクは約15種類がスタンバイ。

香川の新しい観光スポットとしての役割も担う「時の納屋」。絶景とともに、旬の地元素材を取り入れた四季折々の味わいも楽しめる魅力たっぷりなカフェです。今後も新メニューが続々と登場予定。所長お手製のスイーツも見逃せませんよ!

■詳細情報

■DATA

時の納屋

所在地
香川県さぬき市小田2671-75
電話番号
087-884-6010
営業時間
11:00〜16:00
※予約不可

【高松】甘味処「ぶどうの木」で年中食べられる“あんもち雑煮”は讃岐の国のおもてなし♪

・ライオン通商店街「ぶどうの木」

ことでん片原町駅から徒歩約3分、高松三越のお膝元にある「ぶどうの木」は、居酒屋や多国籍料理店、カフェなどがひしめくライオン通商店街の一画で、1996年の創業以来、和風スイーツで香川県民を和ませ続ける甘味処です。

白塗りの漆喰(しっくい)壁と渋めの茶色のインテリアが落ち着く店内。テーブル席には季節ごとの生花が生けられ華やかな印象も。お茶だけのつもりでふらりと立ち寄った銀座の喫茶室で、ふいに出った甘味のおいしさに感動し、その店の名前にあやかって店名を決めたというオーナーの武内(たけうち)さん。高松にも人々を魅了する甘味処を根付かせたいと、この店の開店を決意したそうです。

・さぬき名物“あんもち雑煮”

『あんもち雑煮』690円

白みそ仕立てのだし汁にニンジンとダイコン、中央に“あんもち”が鎮座する全国でも珍しい讃岐の正月のごちそう『あんもち雑煮』。“お雑煮界のミステリー”として近年テレビ番組やSNSでその存在が露出してきましたが、地元香川でも正月にしか食べないものなので、県外の人にとっては話には聞くけどなかなかお目にかかれない幻の料理、それが同店では年中食べられるというから貴重な存在です。そら豆を炒(い)ってしょうゆに漬け込んだもう一つの郷土料理“しょうゆ豆”が小鉢として付きます。

同店で手作りした丸餅には、北海道産小豆を使用した自家製あんこがたっぷりイン。焼き餅ではなくやわらかく煮込まれた餅を白みその椀(わん)に入れ、下茹(ゆ)でしたニンジンとダイコンと青のりを少々をあしらえば『あんもち雑煮』の完成です。餅自体のサイズも大きいので、雑煮1杯といえどもしっかりとした食べ応えを感じます。

食べ方は?餅から食べるの?だしを先に飲むの?など、県外客からは質問の嵐がるそうですが「お好きなように、お好きな順番で」と笑顔で答えているそう。白みそに溶け出したあんこを、一緒にすするのもネイティブ流であります。

・冷たい甘味もいろいろあります

『カスタードプリンパフェ』980円

香川伝統のお菓子“おいり”でおめかししたカスタードプリンが頂上に君臨する『カスタードプリンパフェ』。店内で手作りするプリンはなめらかさとハードさを併せ持った食感で、ほろ苦いカラメルと相まって昔懐かしい味わいに癒やされます。グラスのバニラアイスやパイナップルと合わせて召し上がれ。

人気のプリンは単品でも注文可能で『カスタードプリン』『抹茶プリン』ともに650円でいただくことができます。

『抹茶プリンパフェ』980円

和風の甘味処らしく渋い緑が映える『抹茶プリンパフェ』。手作り抹茶プリンがなめらかで、抹茶の風味が口の中いっぱいに広がります。北海道産小豆を使用したあんこに抹茶アイス、抹茶の寒天とグラスの中身も抹茶くし。アクセントのおいりもお口直しにピッタリです。

パフェにはのほか『フルーツヨーグルトパフェ』『コーヒーゼリーパフェ』『チョコレートパフェ』(各980円)もラインアップされています。

『白玉あんみつ』780円

パイナップルと色とりどりの寒天の涼やかな見た目に目がいく『白玉あんみつ』ですが、同店オリジナルの手作りあんこと大ぶりな白玉が推しポイント。北海道産の小豆を時間をかけてじっくりと炊いた優しい甘さのあんこに、もっちり食感の白玉の相性がバツグン。

付け合わせの黒蜜は味変としても大活躍!個性のある素材たちが黒蜜を掛け合わせることで一体感を増すのが不思議です。お好きなはたっぷりかけてどうぞ♪

ほかにも『ヨーグルトぜんざい』(650円)や『フルーツ寒天』(880円)などの魅力的なメニューがずらり。じっくり迷って考えてオーダーしてみてくださいね。

・楽しい和風ドリンク

『カフェうぐいす』640円

ブレンドコーヒーやアイスティーからバナナジュースやミックスジュースまで喫茶店の定番ドリンクをひと通りそろえた上で、同店オリジナルのアレンジドリンクのメニューが秀逸なのです。

その一つ『カフェうぐいす』は名前からも感じる雅(みやび)な雰囲気。オリジナルコーヒーにホイップクリーム、その上に抹茶の粉末を振りかけた和風ウィンナーコーヒーといったところ。このシリーズには『カフェ黒糖』や『カフェベリー』(各640円)がラインアップ。

ショッピングや観光など街歩きに疲れたら、ほっとひと休みできる甘味処「ぶどうの木」。オーナーの武内さんが東京観光時に「こんな店が高松にあったらいいな」と構想した喫茶店を具現化しました。レパートリーの多い甘味のほか、観光客にも喜ばれる“あんもち雑煮”がヒットして、今ではお土産用『讃岐のあんもち雑煮セット』も人気なのだそう。未体験の人はぜひトライして。

■詳細情報

■DATA

ぶどうの木

所在地
香川県高松市百間町2-1
電話番号
087-822-2042
営業時間
10:00〜17:30
※日曜は5:00まで、12月29日(日)~2025年1月3日(金)は5時半まで

【坂出】「第24回香風園観月会」開催!音楽を聴きながら幻想的なお月見を♪

秋といえば何を1番に思い浮かべますか?食欲の秋やスポーツの秋もありますが、お月見も見逃せません。9月17日の今年の中秋の名月に合わせて、9月13日(金)~17日(火)の5日間、坂出市の指定文化財である香風園(こうふうえん)で毎年恒例の「第24回香風園観月会」が開催されます。

観月会にあたって、今回初めて和傘や竹あかりのライトアップを展示。双方を引き立てる幻想的な空間になること間違いなしです。

見て楽しむだけに留まらず、聴いて癒やされる催しも。長唄やジャズ、ピアノ三重奏、高校生による吹奏楽演奏などの多彩なステージが各日予定されています。5日間毎日異なるジャンルの演奏を堪能できますよ。

花より月より団子派の人にうれしいキッチンカーも登場しますのでお楽しみに。

■出店例
・Landscape Coffee 37
・サンシャインピクニックデイズ
・久福ブルーイング本島
・王越麦酒
etc

詳しいスケジュールなどは公式HPを。
➡︎公式HPはこちら

【善通寺】「ZENキューブマルシェ」地元産の野菜やフルーツを使ったデザートが盛りだくさん♪

“ ひと・まち・歴史をつなぐ 新たな学び・交流の場”をコンセプトに、2023年に誕生したZENキューブ(善通寺市総合会館)。幅広い世代の人々が集い、憩いの場や楽しみを体感できる場所として、カルチャースクールやマルシェなどのイベントが定期的に行われています。

奇数月に定期開催している「ZENキューブマルシェ」は地元・香川の“おいしい”“楽しい”が一堂に会する人気イベント。9月21日(土)は「やさいとフルーツマルシェ」と題して、地元産の野菜や果物の販売、焼き芋、フルーツを使ったアイスやかき氷、ドリンクを楽しむことができます。

そのほか、季節の花苗や多肉植物、ハンドメイドの布小物、アフリカ布の洋服、北欧系のバッグや小物などの物販も実施。おいしいグルメはもちろん、まだ見ぬお気に入りアイテムとの出合いがあるかも♪

■出展者一覧
<キッチンカー>
・ZORA工房…香川県産果実のかき氷、香川県産果実のドリンク、お米のお菓子
・パティスリースミダ…マカロン、グルテンフリースイーツ、果実アイス
・まつむら農園…焼き芋、紅はるかの販売
・高瀬町の野菜と果実noNokori’n…高瀬町産の野菜や果実を使用したスイーツほか
・深山のキウイ…キウイのミルクアイス、キウイピューレ、キウイソーダ
・飯田桃園…桃とすもものソーダ、スイーツほか

<飲食・物販>
・手づくり工房ぽむぽむ…ねこ柄のハンドメイド布小物
・キートス…北欧系バッグと小物
・ママヨーコ…アフリカ布の洋服、小物
・ル・ポール粟島…すだち積み放題!、オリジナルうちわ販売
・岸上ファーム…季節の花苗、多肉植物、ガーデン雑貨
・善通寺 希望の家 就労継続支援B型…野菜、果物の販売
・雛麹…熟成カレー、甘酒ドリンク、発酵おむすび(数量限定)ほか
etc

※荒天の場合は中止となる場合があります
※駐車場は南側駐車場または善通寺市役所駐車場の利用を

【高松】「スマイリー」でボリュームたっぷりな洋食とタワー盛りキャベツのランチプレートを♪

・おしゃれレトロな洋食店「スマイリー」

ことでん長尾線花園駅から徒歩約4分、瓦町駅からは徒歩約15分。高松市多賀町の住宅街にある「スマイリー」は近所の常連客や県内外から訪れる洋食ファンでにぎわうレストランです。外観は一見するとレトロな古着屋の様相をしていますが、すりガラス越しに食事を楽しむ人たちの姿が見え、思わず引き寄せられそうになります。

雑多なインテリアがセンスよく配置された店内はテーブルごとに異なった雰囲気を味わえ、どの席で食事をするかも楽しみの一つになることでしょう。奥には一人利用でも安心なカウンターテーブルがあり、さまざまなスタイルに合わせて利用が可能です。

・圧巻のキャベツタワーの洗礼を

常連客にはおなじみですが、初めて利用する人はびっくりすること間違いなしのスマイリー名物“キャベツタワー”。脇役どころかハンバーグやエビフライなどのメイン料理と肩を並べるほどの存在感を放つ千切りキャベツは、1日に10玉ほどスライスする日もあるのだそう。食べ切れない…と不安な人も安心して!キャベツは大・中・小と盛りのボリュームを選んで調整することができますよ。

もちろんメインのエビフライやチキン南蛮、から揚げも揚げたてアツアツで提供されます。絶妙な揚げ具合は、長年調理場に立つ店主・増谷(ますたに)さんのなせる技。具材の中心に火が通る頃合いを見極め、中身はジューシー、外側はカリッとサクッと絶妙な揚げ加減に仕上げます。

自家製のソースだってボリュームたっぷり。エビフライには思う存分タルタルソースをまとわせてガブリと頬張ってほしいという店主の粋な計らいからこのダイナミックなルックスになりました。エビフライから滴(したた)り落ちるソースはココットが受け皿に。

さあ、料理の完成です、熱々のうちに召し上がれ♪店主の奥さんを筆頭に、明るく陽気なスタッフが配膳する洋食プレートは、食べ応え満点な上にフォトジェニック。食べる前にパチリとカメラに収めたくなること請け合いです。

・カスタマイズできる洋食プレート

『もっとハンバーグエビフライセット』2,050円

人気メニューの豪華共演『もっとハンバーグエビフライセット』は、タルタルソースたっぷりのエビフライと、ソースが選べる肉感たっぷりのハンバーグがオン。どのソースを選んでも主役の存在感がありますさらに選択できるメニューから取材時はカリじゅわ食感がやみつきになる若鶏のから揚げをチョイス。洋食好きさんもうなずく隙なしコンボです。

このセットにはみそ汁ではなくポタージュスープ付き。名脇役のスープもかわいらしい洋皿にたっぷり注がれて提供されます。主役のフライの口休めに、トロトロと優しいポタージュスープが口の中を中和させ、体に染み渡る気分に♪

キャベツの量が選べるのと同様に、ご飯の量もチョイス可能です。小・中1・中2・大とカウンターにサンプルの茶碗が並んでいるので、お腹の空き具合によってオーダーしてみて。

『エビフライセット(チキン南蛮)』1,750円

看板メニューの一つエビフライ2本にチキン南蛮をセットし、ご飯とみそ汁、漬物まで付いたコンビネーションプレート。チキン南蛮はさっくり揚げた鶏肉に甘酢だれをくぐらせ、自家製タルタルソースをたっぷりオン。エビフライにはしば漬けを使ったタルタルソースをチョイス。しば漬けのパリパリ食感とピンクの見た目が魅力的な一皿です。

・お店の味をテイクアウト

『いい日だな弁当』1,600円

「スマイリー」の味を自宅でも楽しめるテイクアウト用の洋食弁当はいかが。ハンバーグが2個にチキン南蛮、揚げたてサクサク感をキープするためにエビフライは油紙に包んで提供されます。1個からでも注文可能で、感動したお店の味を家族への手土産にもできるなんてすてきですね。まとまった数量の注文は電話での予約がおすすめ行楽、団体での利用にも喜ばれること間違いなしです。

『赤しそジュース』500円〜

さっぱりヘルシーな『赤しそジュース』は店内で手作りするオリジナル商品。食事と一緒に楽しむことができます。水割りが500円、炭酸割りは600円で、爽やかな風味&喉越しだから食事との相性も抜群。原液パックは250ml入りが800円、350ml入りが1,000円で持ち帰り可能なので、自宅でお酒と割って楽しむのもいいですね

『エガオだよりドレッシング』

プレートのモリモリキャベツがペロリと食べ切れる秘密はこの同店オリジナルドレッシング。オニオン&ゴマのテイストで、合成保存料・合成着色料不使用で手作りしています。こちらも購入可能なので自宅用やプレゼントにもぜひ。サイズは2種類で300mlサイズが670円、200mlサイズは500円になっています。

ガッツリ系本格洋食のイメージが強い「スマイリー」ですが、好みに合わせてメインのフライをカスタマイズできたり、お腹の空き具合に合わせてご飯やキャベツの量が選べたりと、細やかな心配りが随所に見られて、居心地のいい洋食店です。20年近く続く人気の理由は、確かな料理の腕と陽気なスタッフの接客にあり。みんなを笑顔にする「スマイリー」で、日々を乗り切る元気をもらいましょう!

■詳細情報

■DATA

スマイリー

所在地
香川県高松市多賀町2-15-3
電話番号
087-831-9686
営業時間
ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:00)
※木曜のみディナー営業
ディナー/17:00〜21:00(L.O.20:30)

【高松】「宙帆のテラス ショップ&スローカフェ」心と体が整う自然派カフェで朝食&ランチはいかが

・「宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ」

ことでん琴平線栗林公園駅から徒歩約8分中央通りを隔てて、特別名勝栗林公園を目の前に見下ろせる立地のカフェ「宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ」は、アーチ型のガラスが特徴的な建物の2階部分に当たります。南側には4台分の駐車スペースが設けられています。

東・西・南の3方向をガラスで囲まれた圧倒的な明るさと開放感をった店内に一歩入ると、船の中にいるかのような錯覚に。店名“宙帆のテラス”の由来でもあります。外観の無機質な雰囲気とは異なり、カフェ内は公園や中央通りの喧騒(けんそう)がまるでうそであるかのように静かで心落ち着く空間です。

床材にはアカシアの木、床の下には竹を敷き詰め、インテリアにも木材をふんだんに使用することで、この静けさが得られたのだそう。

カフェの母体ならぬ“母帆(ぼせん)”である宙sora株式会社は、孟宗竹エキスや生体水を主原料にした「360°kagayaki」という自然派スキンケアの会社ということもあり、入り口には化粧品や竹の繊維を使った竹布の洋服、竹ガーゼが並びます。“素肌の健康は安全な食と腸から”をモットーに、体を緩めほっと一息できるスローカフェを始めたかったとオーナーは話します。

・豊かな食材を丁寧に調理したモーニング

『おむすびセット』638円〜

一見シンプルな『おむすびセット』ですが、可能な限り無農薬、有機栽培、無添加の材料を旬に合わせて提供しています。おむすびの主役である白米も香川県産のものを選ぶだけでなく、収穫時期によってはオーナーやスタッフが育てた白米が並ぶ日も。おむすびのおには「鮭」「海苔(のり)」「ネギ味噌(みそ)梅」があり、それぞれ+33円で選択可能。そのほか自家製みそを使った具だくさんみそ汁と卵焼き、手作りぬか漬けと旬のフルーツがセットになっています。

お腹の空き具合に合わせておむすびの大きさが大・中・小から選べます。また、メニュー表の5種類のうちからおむすびの塩をカスタマイズすることもできます。塩の特徴について詳細が書かれてあるので熟読して選ぶもよし、スタッフに相談するもよし、おむすび一つに本気で向き合う作業も楽しいものです。

好みにマッチした自分だけのおむすびを、注文後に結んでくれるとあればおいしくないはずがありません。ふっくら優しい握りたてのおにぎりはみずみずしく、米本来の甘を感じることができますよ。

セットの中のぬか漬けは、自家製の竹の粉で糠(ぬか)床を作り、フレッシュな野菜を漬け込んだもの。小さな小鉢に盛られた色とりどりのぬか漬け野菜たちもおむすびセットの中の名脇役です。

・オリジナルの調合が光ります

『薬膳カレー』1,550円

食べる漢方薬ともわれるカレーを、全程手作りし同店オリジナルの『薬膳カレー』に仕上げています。鶏がらスープをもとに、綾川町のカレー専門店「スパイス家族カラクラ」に調合を依頼したスパイスと完熟トマトやタマネギ、三豊産のスーパーフードモリンガなどをじっくり煮込んだ『マイルドチキンカレー』(1,078円)にさらに薬膳のアレンジを加えていきます。

素揚げのレンコンチップに、クコの実とナツメ、陳皮(ミカンの皮)があしらわれ、ベースのマイルドチキンカレーからさらに効能が充実した薬膳カレーです。鼻から抜けるスパイスと薬膳の香りを堪能してみて。辛さが苦手な人は生卵のトッピングがおすすめ。また、無農薬の完熟柿を使用した柿酢で漬けられたピクルスはお口直しにピッタリです。

朝摘みのホーリーバジルのウォーターサービスは、夏期限定のお楽しみ。自家農園でタネから育てたホーリーバジルは、爽やかな風味で体の中がリセットされたような気分になりますよ。カレーやその他メニューとも相性抜群です。

・滋味深い味わいが自慢です

『宙帆の手作り冷たい善哉(ぜんざい)』638円

手作りのあんこは無農薬で特別栽培の小豆を使用し、店内でコトコトやわらかく炊き上げられたもの。和三盆のやわらかい甘さがひとつまみの塩で引き立てられています。冷たいぜんざいにのるのは白玉ではなく、米から手作りした餅を香ばしくあぶりトッピング。オーツミルクとモリンガのアイスクリームもたっぷり盛られています。口たりもく体にもすんなり入ってくるような優しい食べ心地です。寒い季節にはかいぜんざいもおすすめアイスクリームの代わりに京番茶が楽しめますよ。

『滋養プリン』638円

「アレルギーがあってみんなと一緒のスイーツが楽しめない」という常連客の一言から生まれた同店オリジナルの体に優しいデザート『滋養プリン』。オーツ麦から作られるオーツミルク、甘味はナツメ、葛粉(くずこ)でプルプル食感を表現しています。

人工的な甘さではなく滋味深い自然の甘さが口の中にゆっくりと広がってゆく感覚です。洋風のプリンよりもくず餅やわらび餅などの和風の甘味の食感に近く、表面にたっぷりとまぶされたきな粉の香ばしさがマッチ。

・至福の一杯を丁寧に入れてくれます

スローカフェというだけあってゆっくりと時間が流れる空間の中で、スタッフが丁寧にじっくりハンドドリップするコーヒーを味わってみませんか。オーガニックの豆を挽(ひ)いた中深煎(い)りのものやノンカフェインコーヒー、玄米コーヒーなどもそろいます。

『グリーンコーヒーブレンド』693円

酸味が少なく苦味も控えめなバランスの取れた味わいの一杯。ミルクではなくオーツミルクを混ぜて召し上がれ♪コーヒーにはお茶請けとして小さな焼き菓子またはオーガニックナッツが付いてくるのもうれしいポイント。

『松葉ジュース』550円

松の葉をパウダー状にして水と合わせた『松葉ジュース』。松独特の風味も控えめで想像以上にサラリと飲みやすいドリンクです。一口含むと口の中がさっぱりとし、体の中まで浄化されるような感覚です。

街の中にありながら栗林公園の四季折々の自然を感じ、店内には木の香り、ご飯やコーヒーの香りで体をホッとめられる癒しの空間「宙帆のテラス」。厳選した食材を使用、丁寧に手を加えたことが伝わる心と体に優しい料理やドリンクがここにはそろいます。1日の始まりにはモーニング、午後からの活力にはランチをおいしく体に取り込んで、整う感覚を味わってみませんか。

■詳細情報

■DATA

宙帆(そらふね)のテラス ショップ&スローカフェ

所在地
香川県高松市栗林町1-12-1
電話番号
087-813-3038
営業時間
7:30〜14:00(L.O.13:30)

【丸亀】「大人の珈琲店」は現代版レトロ喫茶!ゆとりある空間でボリューミーなランチも♪

ゴルフ場横にある「大人の珈琲店」

JR丸亀駅から車で約5分、アパレル店やホームセンターなどが集まる複合商業施設「パブリックプラザ」の敷地内にある「大人の珈琲店」は、2024年6月30日にオープンした現代版喫茶店。ゴルフ練習場のすぐ横ということもあって、ゴルファーにも使い勝手の良いお店です。

「大人の珈琲店」のテーマは“街に癒やしを”。現代社会における忙しさ、喜びや楽しさの欠落部分を少しでも補いたい。個々の人生の中で少しのゆとり、一つの癒やしとして根付いていければとの思いでオープンしました。

店内は、昭和レトロな喫茶店を再現。観葉植物の緑が随所にあふれ、安らぎを感じられる大人の空間が演出されています。ゴルフ場の緑も見えるテラス席はペットの同伴もOK。

テーブル席の大半はパーティションが設けられていて、気兼ねなくゆっくりくつろげるのが特徴です。6人で利用できるソファ席や掘りごたつスタイルの個室も完備。グループでおしゃべりしながらカフェタイムも◎。ゆっくりできる時間帯は16:00以降がオススメだそう。

「大人の珈琲店」という店名の由来は、喫煙席を多く取っているのがポイント。電子タバコのみの利用になりますが、21席という広々とした分煙エリアは愛煙家にはうれしい限りですね。

・ナポリタンやピラフなど注目のランチ

ランチセットはナポリタン、鉄板ピラフ、パワーサラダや、『おこさまランチ』(680円)などがスタンバイ。モーニングが終わる11:00からスタートし、16:00までオーダーできるのもうれしいポイントです。ランチタイムを逃した時に助かりますね。追加トッピングの『エビフライ』(198円)、『とんかつ』(198円)、『カニ爪フライ』(198円)、『コロッケ』(132円)などをプラスして自分好みにカスタマイズするのもあり!

『本日のナポリタンランチ』968円

ランチの中で1番人気は『本日のナポリタンランチ』。一般的なナポリタンにはベーコンやウインナーが入っていることが多いですが、同店では豚肉・牛肉・鶏肉を日替わりで使い、食べ応えや満足度をアップしています。ケチャップの甘みと麺のやわらかさが安定のナポリタン。鉄板に敷かれた溶き卵も相まってボリュミー!サラダとドリンク付きです。

『本日の鉄板ピラフ』968円

『本日の鉄板ピラフ』は、チキンライス・チャーハン・エビピラフ・ドライカレーが日替わりで楽しめます。ドライカレーはスパイシーさが控えめで甘みがあり、親しみやすい味わい。『おこさまランチ』にも当日の同じピラフが提供されます。こちらもサラダとドリンク付き。

『本日のサラダ』968円

大きなボウルにたっぷり入った『本日のサラダ』は、ボリュームだけでなくビジュアルのインパクトもバッチリ!野菜だけでなく、フライものやおかず系も一緒に頂けます。モリモリ野菜を食べたい人は選んでみて。『本日のサラダ』には、ポタージュスープとドリンク、県内のベーカリーから仕入れるパンも付きます。

コーヒー系メニューのバリエーションが豊富

『ハウスブレンド』528円

同店は“珈琲店”と冠するだけあって、15種類以上のコーヒー系メニューがスタンバイ。シンプルな『ハウスブレンド』は、料理に合うよう、キレのある苦味とコクを感じられつつまろやかなオリジナルブレンドです。アメリカン寄りな『マイルドブレンド』(572円)や、濃いめの『リッチストロング』(572円)も選べます。約2杯分飲めるコーヒーポットでの提供なのでお得。6種類以上から選べるモーニング(528円〜)との相性もバッチリ!

『アイスコーヒー』528円

『アイスコーヒー』は、昭和の喫茶店のしっかりとしたストロング仕立て。ビターな味わいに酔いしれて。銅製の保冷できるマグカップがいい味を出しています。

『珈琲ゼリーオレジェラート』 858円

フルフル食感の自家製ほろ苦コーヒーゼリーにコーヒーとミルクを合わせ、バニラジェラートをトッピングした『珈琲ゼリーオレジェラート』は人気メニュー。別添えのシロップで好みの甘さに調整して飲んで。ほとんどのドリンクはテイクアウトもできますよ。

「大人の珈琲店」は、広々とした駐車場で利便性の良さも魅力です。近隣店舗でのショッピングの合間に利用するのもあり。セルフレジなど現代の使い勝手も取り入れつつ、レトロな雰囲気に仕上げられた空間でのんびりカフェタイムを過ごしてみて。昼飲みできるアルコールやおつまみメニューもあります。今後グラタンなどの新メニューも続々と登場予定なのでお見逃しなく!

■詳細情報

■DATA

大人の珈琲店

所在地
香川県丸亀市蓬莱町56-1
電話番号
0877-85-6645
営業時間
平日/8:00〜18:00(L.O.17:00)
土・日曜/7:00〜18:00(L.O.17:30)
※ワンドリンクオーダー制
※平日予約可能
※土日は6人から予約可能

【東かがわ】「manowa.(マノワ)」優しい甘さの焼きドーナツでほっと一息♪

・「manowa.(マノワ)」ドーナツがつなぐ地域の輪

JR三本松駅から車で約7分、小磯漁港や小浦海水浴場からも程近い住宅街の中にある「manowa.(マノワ)」。2024年5月にオープンしたこちらは、立ち並ぶ家の路地を抜けた先に見える、真っ白な外壁が目印です。大きくて立派な店舗は、築45年の納屋をリノベーションし、再利用しているそう。

駐車場は広いですが、店前の道路がとても狭いので、車で訪れる際はゆっくり安全運転で気をつけて。

ドーナツはテイクアウトがメインですが、店内のイートインスペース(6席程度)を利用することも可能です。子ども用のイスもあるので、小さな子ども連れの人も安心ですよ。

シンプルな外観とは打って変わって、親子からお年寄りまでさまざまな世代の人が訪れ、ほっと一息つける温かな空間が広がっています。

店内の一角には、リノベーションが完成するまでの過程の写真がズラリ。昨今、地域の課題や問題にもなっている空き家のリノベーションや再利用について、興味を持ってくれる人が増えるようにと、完成までのリアルを映した写真を飾っているそうです。

現在のスタイリッシュな空間がどういう過程を経てでき上がったのか、詳しく知ることができるので、写真と現在の店舗を見比べてみて。

同店は、地域に開かれた子育ての場として、無料の子育てオープンスペースを併設。0~6歳の未就学児が利用可能で、対象年齢以上の兄弟がいる場合も保護者同伴に限り一緒に入って遊ぶことができます。
スペース内には絵本やおもちゃが用意されているほか、段差のないフラットな床なので安心。個室は鍵付きでおむつ替えや授乳など、プライバシーが考慮されています。おむつやおしりふきなどの消耗品は各自で準備の上、持ち込みを。

利用の際は公式LINEから初回登録が必要です。詳細は同店のInstagramで確認を。
➡︎公式LINEはこちら

また、店内にはマルシェスペースがあります。地元産野菜やハンドメイドの小物、体にも環境にも優しいフルーツジュースなど、時期によって多彩な品物が並びます。

出品者は地域の福祉事業所や地元出身のハンドメイド作家など、実にさまざま。委託販売を通して出品者と店に訪れる人をつなぐ役割を担っているほか、「このスペースの売り上げの一部を子育てオープンスペースの運営に充てることで、出品者や購入者が買い物を通して地域の子育て支援に関わる仕組みを作りたい」と、店主の吉鷹さんは話します。

タイミングによって、思わぬ出合いがあるかも?訪れた際には、ぜひチェックしてみて。

・ほっこり優しい焼きドーナツ

看板メニューの「焼きドーナツ」は、その名の通り揚げずに焼くことでヘルシーに仕上げているのが特徴。

素材は香川県さぬき市・かなえ養鶏場の卵、北海道産小麦粉、国産はちみつを使い、体に優しく、安全なものをとこだわっています。

定番は、「プレーン」「抹茶」「ココアチョコチップ」の3種類。時期によっては、アールグレイ味や瀬戸内レモン味など、期間限定の商品も。

期間限定商品については、公式Instagramで随時発信されているので、要チェックです!

『焼きドーナツ』プレーン200円、ココアチョコチップ230円

人気ナンバーワンは「ココアチョコチップ」。どこを食べてもチョコチップがたっぷり。しっかりと甘さがありながら、軽い生地感なので何個でも食べられそうです。

店主のおすすめは「プレーン」。優しい素朴な甘さで、コーヒーや紅茶によく合います。焼きドーナツならではのしっとり感を楽しむなら、ぜひこちらを。

『焼きドーナツ』の売り上げは、一部が子育てオープンスペースの運営費に充てられます。おいしいドーナツを買って食べることが、地域の子育て支援に携わるきっかけになるなんて、すてきですね。

・ドーナツのお供にドリンクもどうぞ♪

『抹茶ラテ』450円

焼きドーナツによく合う、甘さスッキリの「抹茶ラテ」。しっかりとした抹茶の香りがありつつ、ミルク感たっぷりのマイルドなドリンクです。

こちらはなんと、注文を受けてから店主が茶道具で抹茶をたててから提供してくれる本格派。シャカシャカと楽しい音が店内に響きます。

濃ゆ~い抹茶をたっぷりミルクに注いで完成。飲んだ後に鼻を抜けていく、抹茶の香りを楽しんで。苦みは控えめなのでご安心を♪

『無茶々園の温州みかんジュース』420円(キッズサイズ210円)

温州みかんをそのままぎゅうっと絞ったような味わいの『無茶々園の温州みかんジュース』。さっぱりとしていて、果汁そのままの甘酸っぱさがあります。

愛媛県西予市にある無茶々園(むちゃちゃえん)で育てられた、減農薬の温州みかんがジュースになったこちら。キッズサイズの販売もあるので、親子で一緒に同じものを飲むことができますよ。

・香川でここだけ!?manowaオーナーズセレクション

『ぽんのこ』750円

同店のマルシェスペースの一部には、店主が自らセレクトして取り寄せた品々が置かれています。

「自分がおいしいと思ったものしか置かない!」という店主のポリシーのもと選ばれ、独自で仕入れているので、香川県内ではなかなか買えないものばかり。

『ぽんのこ』は店主がほれ込んだ愛媛県松山市のポン酢です。酸味が少なく、出汁(だし)のうま味がたっぷり。リピーターも多く、仕入れてもすぐに売り切れてしまうとのことなので、見かけたら即買い必須です!

『無茶々園 温州みかんジュース(180ml)』 390円

テイクアウトドリンクでも紹介したこちら。愛媛県生まれの店主が「ぜひ香川の人に知ってほしい」と選んだ一品です。このジュースのおいしさを知った人から贈り物やお土産にしたいという要望が多数あり、瓶での販売も始めたのだそう。プレゼントとしてドーナツと一緒に渡せば、喜ばれること間違いなしですよ♪

「manowa.(マノワ)」は、子育て支援を軸に幅広い層の人が交わり、それぞれの思いが巡ることを目指して作られたみんなの居場所。

「ドーナツを買いに来た人が遊びに来ていた子どもと触れ合ったり、オープンスペースを利用しに来た人がドーナツを食べて楽しめたり、manowaに来たいろんな人が地域の子育てに関わっていける場になれば」と話してくれた店主の吉鷹さん。

お店と同様にほっこり優しい焼きドーナツを食べながら、地域の子育てにちょっと関わってみる、そんな時間を過ごしてみませんか。

■詳細情報

■DATA

manowa.(マノワ)

所在地
香川県東かがわ市小磯742-2
電話番号
0879-49-3452
営業時間
10:00〜15:00
※最新の営業日は公式Instagramで確認を

【丸亀】「AGORA(アゴラ)」昔ながらの定番からユニークなパンまで100種類以上!迷う時間もワクワク♪

・老舗ベーカリー「手作りパンの店 AGORA(アゴラ)」

JR丸亀駅から車で約12分。坂出丸亀バイパスの柞原交差点を南に進むと「手作りパンの店 AGORA(アゴラ)」が見えてきます。ラテン語で“人が集まる”を意味する「アゴラ」が店名の由来。その名の通り、オープンから30年以上たつ今も、地元の常連客や観光客から長年愛され続けています。

陳列棚には惣菜系からデザートパン、食パン、焼き菓子まで毎日100種類以上の商品がズラリ。“パンのテーマパーク”を自負する同店ならではの品ぞろえで、ついつい目移りしちゃいます。取材時にも入れ替わり立ち替わりお客さんがパンを買い求めに訪れていました。

開店当時から“安くてボリューミー”というコンセプトで、食べ応え満点、ユニークなアイデア商品が開発されています。遠目で見ると分かりづらいですが、近付くとパン一つひとつの大きさに驚くこと間違いなし。ほとんどのパンが大人の手のひらほどのサイズ感なので、現地で確かめてみて。

・インパクト大!昔ながらの『あんぱん』&『クリームぱん』

『つぶあんぱん』170円

「AGORAといえばなコレ」という代表的な商品がこちら。餡(あん)がたくさん詰まったあんパンを提供したいという思いから、オープン当時から昔ながらの味を守り続けています。

もちろん手のひらいっぱいのサイズで、生地は薄め。持つとずっしりとした重みを感じるほどたっぷりサイズなので、あんこは甘さ控えめです。「これがまた牛乳と相性バッチリなんですよ」と店長の松本さんは話します。

そのほか、こしあん派にもうれしい『こしあんぱん』や『白あんぱん』『甘さ控えめあんぱん』など画るので、好みのあんパンを見つけて。

『日本一のあんぱん』370円

通常サイズでも比較的大きめな同店のパン。もっとお客さんの驚く顔が見たいという思いから生まれた“日本一シリーズ”は、想像以上のビッグサイズです。両手を使わないと持てないほどの重量感!かわいらしいマスコットキャラの焼き印が目印です。

通常のあんパンよりひと回り以上大きくなった『日本一のあんぱん』は、断面を見ても分かるようにこちらもあんこがぎっしり。1人で食べるにはひと苦労なので、切り分けて家族や友人と分けるもよし、冷凍しておいて後日ゆっくり食べるのもよしです。もちろん胃袋に自信のある人はそのままがぶりといただいて♪

左から『クリームぱん』170円、『日本一のクリームぱん』370円

『あんぱん』に続き定番の『クリームぱん』はふわふわのパン生地にカスタードクリームがたっぷりイン。クリームがこぼれないようにご注意を。日本一シリーズは『あんぱん』と『クリームぱん』の2種類。こちらも両手いっぱいの大きさなので、子どものおやつに用意しておけば盛り上がるかも?

・どれにしようかな♪朝食にもおやつにもぴったりな食パンはいかが?

『小倉あん食パン』1斤450円、1.5斤620円

人気商品の一つでもあるバリエーション豊かな食パンもお見逃しなく。シンプルな「プレーン」をはじめ、「さつまいも」「チーズ」「くるみ」「チョコマーブル」「3色(キャラメル・ココア・プレーン)」「雑穀」「デニッシュ」など全17種類が曜日ごとに登場します。

『小倉あん食パン』は外側、内側にあんこをふんだんに混ぜ込んだ食パン。どこをカットしても必ずあんこが入っています。トーストしてバターを塗れば簡単にあんバターの完成♪

食パンは数に限りがあるので、売り切れ次第終了。予約がベターです。

・食べ応え抜群の惣菜パンからデザートまで

奥から『ねぎ塩明太チキン』『もちっと明太くん』各210円

ガツンとした味が好きな人はこちらがおすすめ。『ねぎ塩明太チキン』は明太子ポテトにごろっとしたローストチキン、白ネギ、ねぎ塩ソースにマヨネーズとチーズをオン。おかずの比率が多くて、なんだか丼ものを食べているような気になる満足度◎な一品です。

キャッチーなネーミングがかわいい『もちっと明太くん』は明太子ソースの上に大きめの餅が2つのった和の惣菜パン。これ一つでお腹いっぱいになれる上に、惣菜パンはどれも500円以内という良心価格。ワンコインでおつりがくるのもうれしいですね♪

『おにぎりくん』250円

パンなのにおにぎり?と疑問に思った人に、さらなる衝撃が走るこの商品。見た目もまるで本物のおにぎりのような三角形で海苔(のり)まで付いていますが、注目すべきはその中身。

中をのぞいてみると、なんとお米が入っているではないですか!主食に主食を合わせるなんてわんぱく過ぎる組み合わせ。中身はおにぎりの形によって変わるそうで、こちらの三角は「からあげタルタル」、四角は「鶏そぼろ丼」、丸は「ツナマヨコーン」となっています。

見た目も中身もユニークな商品ですが、販売当時は手に取る人がおらず、1年ほどで製造を中止したという悲しい過去を持つ『おにぎりくん』。時を経て「あの商品、まだありますか?」という問い合わせが入るようになり、ニーズが追いついた今、復活したという経緯があります。店長の松本さんも「ちょっと先取りしすぎたのかもしれませんね」と笑いながら話します。

誕生したきっかけは、当時コンビニチェーンで主流だったおにぎりとパンを、ドッキングすれば一度で二度おいしく、お腹もいっぱいになるのではというアイデアから。お客さんに楽しんでほしいというサービス精神が商品からも伝わってきます。

『オムライス』270円

おにぎりに引き続き、“洋”のご飯ものもバッチリ押さえているのでご安心を。みんな大好き『オムライス』が月・水・金曜限定で登場します。チキンライスと、トロトロの卵にケチャップがかかったこちらは、パン生地が器代わりになっているので、スプーンを使わず手で持って器ごと食べられるオムライスになっています。

ご飯ものシリーズにはこのほか、『カレーライスパン』、月・水・金曜限定で『かつ丼』なども登場しますよ。パンよりお米派という人も一度お試しあれ!

香川県ならではのうどんがそのまま入った『カレーうどんパン』は、県外の観光客からも好評です。

『お芋パン』250円

50種類以上もある甘〜い菓子パンも、和洋さまざまな味がそろいます。しっかりツイストされたパン生地にさつまいもペーストが入った『お芋パン』は、程よい甘さなので飽きのこない人気商品です。

『苺のミルクパン』210円

軽めのデニッシュ生地にミルククリームとイチゴジャムが入った、見た目もキュートなデザートパン。とはいえ、やっぱり「AGORA」のパン。こちらもしっかり手のひらサイズでボリュームのある商品です。甘いデニッシュパンにフレッシュなイチゴソースが相性抜群!

お客さんの喜ぶ顔や驚く顔が見たいという思いで、手頃な値段設定と食べ応え満点のボリューム、そしてアイデアが満載の商品開発に取り組んでいる「手作りパンの店 AGORA(アゴラ)」。ついいろんな種類を作ってしまうという、うれしい悩みから生まれた100種類以上ものパンが、今日も店頭に並びます。

朝食やランチ、おやつはもちろん、インパクトのあるユニークな商品はお土産としておすすめですよ♪

■詳細情報

■DATA

手作りパンの店 AGORA(アゴラ)

所在地
香川県丸亀市柞原町333−1
電話番号
0877-25-0030
営業時間
9:30〜17:00